富士薬品と桐生市の包括連携協定締結
2025年4月24日、埼玉県に本社を置く株式会社富士薬品は、群馬県桐生市と包括連携協定を締結しました。この協定により、富士薬品と桐生市は様々な形での地域貢献を目指すこととなります。
この連携には主に6つの項目が設定されており、それぞれが地域社会の発展を促進し市民サービスを向上させる役割を果たします。
1. 防災・災害支援に関する取り組み
まず最初に、地域住民の安全を確保するために、富士薬品は災害発生時に避難所へ医薬品を無償で提供することを約束しています。この支援は、特に緊急時における市民の健康を守る重要な活動となります。
2. 健康及び福祉の増進に寄与
次に、健康意識の高い生活を推進するために、配置薬を契約しているお客様のもとへ定期的に訪問し、季節ごとの病気予防に関する正しい情報を提供します。具体的には、富士薬品オリジナルの健康情報動画をお届けし、訪問時に視聴を促す取り組みを行う予定です。
3. 高齢者の見守り支援
さらに、高齢者層の見守りにも注力しています。配置薬の営業特性を活かし、訪問の際に高齢者に声をかけ、必要に応じて桐生市とも連携して見守りを行います。これにより、地域の安全がさらに増すことが期待されています。
4. 安心・安全な環境づくり
富士薬品は、桐生市内の公共施設やイベントでの配置薬設置を行い、交通や道路環境に異常を感知した場合には、速やかに情報提供を行います。これにより、暮らしやすい環境づくりに寄与します。
5. 市政情報の発信
桐生市と地域住民の結びつきを強化するために、市政情報や観光情報を配布する活動を展開します。地域の宝物を市民に伝え、相互理解を深める手助けを行います。
6. 地域社会の活性化のための取り組み
最後に、地域社会の活性化に向けて、必要なことを桐生市と協議し、様々なサービスを提供します。これにより、地域のニーズに応じた取り組みが加速します。
連携協定の背景
富士薬品は「とどけ、元気。つづけ、元気。」というスローガンのもと、高品質な医薬品による地域貢献を心がけています。配置薬販売事業は、1930年から続く脈々としたサービスを通じて、地域の皆さまの健康を支えてきました。桐生市でも約3,800軒の家庭や企業にサービスを提供しており、その活動は地域住民の健康づくりや防災対策に直結しています。
また、桐生市は地域の安全づくりのために「桐生市安全なまちづくり推進基本計画」を策定し、自助と共助を推進しています。このような背景から、富士薬品と桐生市との連携協定は非常に重要な意味を持ちます。
今後も富士薬品は桐生市との連携を強化し、多様なサービスを通じて地域の発展と市民の生活向上に貢献していくことでしょう。