朝日新聞データハッカソン
2014-02-04 11:38:02
朝日新聞社、135年分の記事データ活用ハッカソン開催!
朝日新聞社、135年分の記事データでハッカソン開催
朝日新聞社は、1889年(明治22年)の創刊から今年で135周年を迎えました。これを記念し、同社が保有する膨大なアーカイブデータと最新のテクノロジーを駆使した、データジャーナリズム・ハッカソンを開催することを発表しました。
このハッカソンは、プログラマー、デザイナー、データアナリスト、ジャーナリストなど、多様なスキルを持つ人々が集結し、チームを組んで協働して、革新的なコンテンツやアプリケーションを開発するイベントです。参加者は、朝日新聞社が提供する貴重なデータセットを活用して、社会問題を可視化し、より分かりやすく、効果的に伝えるためのアイデアを競い合います。
1350万件もの記事データとオープンデータへのアクセス
ハッカソン参加者には、朝日新聞社の新聞データベース「聞蔵IIビジュアル」へのアクセス権限が付与されます。「聞蔵IIビジュアル」には、明治12年創刊号から現在までの135年分の記事と広告、約1350万件のデータが収録されており、国内最大級の新聞データベースとして知られています。
さらに、政府機関が公開するオープンデータや、行政データ公開サイト「data.go.jp」といった外部データソースの活用も予定されており、参加者は多角的な視点からデータ分析を行い、より精緻なコンテンツ制作に取り組むことができます。
社会問題解決への貢献と未来メディアへの展望
朝日新聞社は、今回のハッカソンを通じて、データジャーナリズムの可能性を最大限に引き出し、社会問題の解決に貢献することを目指しています。参加者は、自らの専門知識と創造性を活かし、データに基づいた説得力のあるコンテンツを制作することで、社会に大きなインパクトを与えられる可能性があります。
この取り組みは、朝日新聞社が昨年から推進している「未来メディアプロジェクト」の一環として位置付けられています。同プロジェクトは、テクノロジーの進化を積極的に受け入れ、新しいジャーナリズムの形を模索することを目的としています。
参加者募集とイベント概要
ハッカソンは、アイデアソン、ハッカソン本番の二部構成で実施されます。
アイデアソン: 2月20日(木)19時~22時(予定)
ハッカソン本番: 3月1日(土)、2日(日)10時~18時(予定)
場所: 朝日新聞東京本社 読者ホール他
定員: 80名
* 募集締め切り: 2月5日
参加対象者は、エンジニア、デザイナー、データアナリスト、ジャーナリストなど、データジャーナリズムに必要なスキルを持つ方々です。ただし、応募者多数の場合は、これらのスキルを持つ方を優先的に選考するとのことです。詳細な参加方法やプログラムについては、朝日新聞社のウェブサイトをご覧ください。
今回のハッカソンは、データジャーナリズムの新たな可能性を示す、非常に意義深いイベントとなるでしょう。参加者たちが生み出す革新的なコンテンツに期待が高まります。
会社情報
- 会社名
-
株式会社朝日新聞社
- 住所
- 東京都中央区築地5-3-2(東京本社)
- 電話番号
-
03-2354-7105