広島城三の丸オープン
2025-03-29 17:50:16

新たな歴史を刻む広島城三の丸整備事業 第1期エリアオープンイベント開催

広島城三の丸が2025年3月29日、ついに第一期エリアをオープンしました。この事業は広島城アソシエイツが中心となり、様々な企業の協力を得て進められたもので、これにより広島の歴史や文化をより身近に感じられる施設が誕生します。三の丸はかつて広島藩の藩主や重臣の屋敷が並んでいた場所で、広島城のシンボル的存在である天守のすぐ近くに位置しており、多くの市民が心待ちにしていた場所でもあります。

オープン初日は、満開のヤマザクラの下で行われ、約3,000人が訪れました。参加者は春の訪れを感じながら、広島城三の丸の魅力を存分に味わいました。特に注目されたのは、初日のオープニングイベント「武者行列と温故知新の祝宴」です。これは「歴史の息吹を感じ、未来へとつなぐ新たな城郭体験」をテーマにしたものであり、一般募集で集められた約40人の武者たちが、本格的な甲冑をまとって広島城内を行進する様子は、まるで歴史的な絵巻物を見ているかのようでした。

イベントは正午にひろしまゲートパークを出発し、総大将の横山雄二アナウンサーが先導しました。行列は広島スタジアムパークを経由し、広島城三の丸へと向かいます。さらに、元サンフレッチェ広島の久保竜彦氏も大将として登場し、盛況な雰囲気を演出しました。

また、武者行列の合間には、広島市弓道連盟によるパフォーマンスや、上田宗箇流の若宗匠による御点前が行われ、参加者は日本の伝統文化に触れる貴重な体験をしました。特に、広島護国神社への正式参拝は、地域の人々にとって心に残る出来事として記憶されることでしょう。広島城のキャラクター「しろうニャ」も登場し、観客を盛り上げました。

さらに、今回の武者行列は株式会社中国放送による初の試みとして、ラジオ・テレビ・インターネットで同時配信され、多くの方々に直接その様子を届けました。特別番組が放送され、現地からの生中継も行われ、多くの人がこの感動的な瞬間に立ち会いました。

このように、広島城三の丸整備事業はただの施設開放にとどまらず、歴史を感じさせる文化的な催しにまで発展しており、地域住民や観光客にとって、新たな魅力を提供する大きな一歩になるでしょう。広島の歴史を再確認し、未来への希望を抱く場として、今後も多くのイベントが予定されています。ぜひ、広島城三の丸に足を運び、歴史の息吹を感じてみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
株式会社 中国放送
住所
広島市中区基町21-3
電話番号
082-222-1132

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