Cloudbaseの新機能
Cloudbase株式会社は、クラウドセキュリティプラットフォーム「Cloudbase」において、Microsoft AzureのPaaSサービスであるAzure Web App向けの脆弱性スキャン機能を新たに提供開始しました。この機能は、2026年3月3日にリリースされ、Azure Web Appとして動作するアプリケーションの脆弱性を可視化し、クラウド環境におけるセキュリティリスクの早期発見と対処を支援することを目的としています。
機能の背景
近年、企業によるクラウドの利用が急速に進んでおり、特にPaaS環境の導入が盛んになっています。Microsoft Azureの「Azure Web App」は、インフラ管理を意識せずにWebアプリケーションを迅速に展開できるため、多くの企業で利用されています。しかし、PaaS環境においてもアプリケーション内部で使用されるOSSライブラリやパッケージの脆弱性が重大なセキュリティリスクになることがあります。
そのため、ソフトウェアサプライチェーン攻撃への懸念も高まり、依存しているソフトウェアコンポーネントの脆弱性を継続的に把握する必要性が増しています。これらの背景を受けて、CloudbaseではAzure Web App環境における脆弱性可視化を支援する機能を提供することになりました。
アップデートの詳細
今回のアップデートにより、CloudbaseはAzure Web Appで稼働するアプリケーションを対象に脆弱性スキャンを実施し、使用されているソフトウェアコンポーネントに含まれる脆弱性を一元的に可視化できるようになりました。これにより、企業はAzure環境におけるアプリケーションのセキュリティ状況を的確に把握し、優先度に基づいた脆弱性対応が可能となります。
また、今後のアップデートにおいては、さらに対応範囲の拡張も予定されています。企業がクラウド環境におけるセキュリティの強化を図る上で、この新機能は非常に有用と考えられています。
機能の有効化
Cloudbaseをご利用の企業にとって、この新機能は追加の設定なしでデフォルトで利用可能です。AzureアカウントをCloudbaseに連携している場合、対象となるAzure Web Appに対し自動的にスキャンが行われ、迅速かつ効率的に脆弱性の発見が進むことでしょう。
Cloudbase株式会社について
Cloudbase株式会社は、エンジニア背景を持つ代表の岩佐晃也氏によって2019年に設立されたスタートアップです。AWS、Microsoft Azure、Google Cloud、Oracle Cloudといったマルチクラウド環境におけるリスクを統合的に監視・管理するセキュリティプラットフォームを提供しています。また、クラウドだけでなくオンプレミス環境も含め、企業のインフラ資産全体を通じた可視化と継続的なセキュリティリスク管理を支援しています。
会社概要
- - 社名: Cloudbase株式会社
- - 代表取締役CEO: 岩佐晃也
- - 事業内容: クラウドセキュリティプラットフォーム「Cloudbase」の開発
- - 本社所在地: 東京都港区三田3-2-8 THE PORTAL MITA 2F
- - 設立: 2019年11月
- - 企業HP: Cloudbase.co.jp
この新機能がもたらすセキュリティの強化を通じて、企業のクラウド利用がより安全なものになることが期待されます。