コハクジャパンが新世代モバイルバッテリーを発表
株式会社コハクジャパンが、2025年11月より新しいモバイルバッテリーシリーズを発表します。本シリーズは、準固体リチウムイオン電池を採用したもので、容量は5,000mAhと10,000mAhの2モデルがあります。
新世代バッテリー技術
最近では、スマートフォンやタブレットの進化が著しく、それに伴い、急速充電や長時間使用が求められています。ただし従来のリチウムイオン電池は、発熱や膨張、劣化スピードといった問題点を抱えていました。コハクジャパンは、これらの課題を克服するために、固体電解質を部分的に取り入れた準固体電池を導入しました。これにより、発火リスクの低減と高出力・長寿命を実現しています。
特徴と利便性
この新しいモバイルバッテリーには、いくつかの特筆すべき特徴があります。まず、高い安全性を保持しながら発熱や膨張のリスクを軽減しました。また、充放電を約2,000回行っても容量の劣化が少なく、卓越した長寿命を誇ります。さらに、-10℃でも安定した出力を維持できるため、スキー場などの寒冷地でも安心して使用できます。
もう一つの大きな特徴として、最大20WのPD(Power Delivery)出力に対応していることが挙げられます。これにより、スマートフォンやタブレットを急速充電することが可能です。また、無線充電にも対応しており、ケーブルを使わずにスマートフォンを置くだけで充電ができます。
コンパクトで優れた設計
具体的には、5000mAhモデルはiPhone 16を約1.1〜2回、10000mAhモデルは約2回フル充電できます。重量もそれぞれ122gと229gと軽量でコンパクトですので、通勤や旅行に大変便利です。
高度な安全性
さらに、コハクジャパンの新モバイルバッテリーは多層的な安全制御機能を搭載しています。短絡や過充電、過放電、過電流、温度異常といったすべてのリスクに対して多重保護回路を内蔵。これにより、自動的に保護機能が働いて電池を安全に制御します。実際の安全性を確認するために、釘刺し試験や落下試験など過酷な環境試験をクリアしています。これらの試験で発火や膨張は一切見られませんでした。
製品詳細と販売情報
新モバイルバッテリーの型番は、5000mAhモデルがEB-051PS、10000mAhモデルがEB-102PSであり、価格はそれぞれ税込みで5,299円、6,899円です。発売は5000mAhモデルが2025年12月上旬、10000mAhモデルが同年11月上旬予定です。販売はコハクジャパンの公式オンラインストアや楽天市場で行われます。
まとめ
「安全で信頼できるエネルギーを、より身近に。」をテーマに、コハクジャパンは今後も準固体電池を採用した新しいデバイスを展開していく予定です。ライフスタイルの向上に寄与する製品を通じて、快適で安心な環境を提供することを目指しています。