笑顔を届ける新ブランド「egami」の展開
2025年4月24日、スマイルテック・カンパニーのエス・エー・エス株式会社が新ブランド「egami(えがみ)」の本格展開を発表しました。この新たなブランドは、自社のヘアウィッグ事業をリブランディングし、"笑顔を実装する"というコンセプトの下に生まれました。特に、抗がん剤治療や脱毛症によってヘアロスに悩む方に対して、ただの外見だけでなく、心のケアも提供することを目指しています。
「egami」のブランドメッセージ
「egami」というブランド名は、「鏡の前の、わたしを笑顔にする。」という想いが込められています。外見の変化がもたらす心理的な影響を理解し、ユーザーが前向きになる手助けをすることがこのブランドの目的です。新たな「ライフケア」ブランドとして、ウィッグを通じて心に寄り添い、笑顔を引き出す存在であることを目指しています。
ヘアウィッグ市場の現状
日本では、抗がん剤治療や加齢、ストレスなど様々な要因で脱毛に悩む人々が増加しています。特に、2020年に新たにがんと診断された女性の数は約41万人。医療的な理由でウィッグが必要となる方々にとって、見た目を回復することは再出発の第一歩とも言えます。しかし、ウィッグ市場には価格の不透明さや情報格差が残っており、必要な人が適切な製品を選ぶことが難しい状況が続いています。この問題を解決するべく、egamiは「笑顔の格差」を捉え、新しいライフケアサービスとしてウィッグを再定義しました。
ライフケアへの進化
「ウィッグ=おしゃれ」というイメージから、「ウィッグ=ライフケア」という認識へとシフトすべく、egamiは医療用高品質ヘアウィッグの提供を行います。ブランドは、必要とするすべての方々に対して心に寄り添う存在となるべく、各種ニーズに応じた製品を展開。
特に、医療用ウィッグを必要としている方、加齢によって薄毛に悩む方、さらにはファッションへのニーズを持つユーザーに向けた多様な製品ラインを揃えています。
透明性のあるサービス
egamiは、製品の価格を「見える化」し、オーダーメイド製品やサブスクリプション型のレンタルサービスを充実させることで、顧客が安心して選べる環境を整えています。特に、月額制のサブスクリプションは、高品質な製品を手軽に試したい方々へもぴったり。初めてウィッグを経験する際も、負担なくスタートできる仕組みが用意されています。
製品の品質と特長
egamiは、最高の素材と技術を用いて製品を製造しています。耐熱性の高いファイバーを使用し、自然な立体感を生み出しつつ、快適な装着感を実現しました。また、選ばれる方々が長時間の着用でも不快感を感じないよう、抗菌・防臭加工を施した製品を届けます。人々が笑顔になれる瞬間を作り出すために、あらゆる工夫が凝らされています。
今後の展望
今後、egamiは医療用ヘアウィッグにおける手軽さと品質をさらに追求し、心のケアにも寄与していくことを目標にします。また、地域や医療、美容、福祉との連携を進め、トータルケアを実現するための活動にも注力する予定です。笑顔を持つことができる社会を目指し、その歩みを続けていきます。
会社情報
エス・エー・エス株式会社は、1995年に設立され、金融や流通に関するシステム開発やコンサルティングを行う企業です。新たな時代を迎える中で、笑顔をテーマにしたライフケアブランド「egami」を通じ、医療用ヘアウィッグ事業を展開し、多くの方々の心に寄り添っていくことでしょう。
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