高速道路の新技術
2025-11-17 15:29:57

マクセルの新技術が中日本ハイウェイの安全性を向上させる「Highway Ai-MONITOR」

マクセルと中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋の新たな取り組み



マクセル株式会社の先進的な画像処理技術が、11月20日より中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋が導入を開始する「Highway Ai-MONITOR」に採用されることが発表されました。このシステムは、高速道路の工事規制区域への不適切な侵入をリアルタイムで検知し、作業者に通知を行うことで安全性を向上させることを目的としています。

社会インフラの安全性向上に貢献


近年、高速道路において工事エリアに一般車両が誤って進入する事故が増加しています。これらの事故は工事作業者の安全を脅かすだけでなく、ドライバーにも影響を及ぼすため、効果的な対策が求められてきました。マクセルの「Ai-MONITOR」は、エッジAIを利用した画像認識技術によって、工事区域に誤進入した不適切な車両を迅速に検知します。このシステムは特に昼間の環境で実証実験が行われ、「持ち運び可能」「設置や操作が簡単」といった特徴が高く評価されています。

今後の展開とニーズ


実証実験の結果、利用者からは「夜間使用ができるようにしてほしい」との要望も寄せられています。これを受け、マクセルは夜間でも高い認識性能を発揮できるよう技術の最適化に取り組んでいます。実際、「Ai-MONITOR」に搭載された技術は、マクセルが業務用プロジェクター向けに実用化した映像処理技術「ACCENTUALIZER」を基盤にしており、画像の認識精度を高めることに成功しています。

「Ai-MONITOR」の利点


「Ai-MONITOR」は近未来的なシステムで、工事現場や周囲の安全を脅かすリスクを低下させることが期待されています。このシステムにより、作業者は安心して業務に従事できるだけでなく、高速道路を利用するドライバーたちもより安全に旅を続けることができます。11月20日には名古屋で開催される「イノベーションNAGOYA 2025」において、実際の性能が披露される予定です。

マクセルの今後のビジョン


マクセルはこの新技術を導入することで、社会インフラの維持管理にさらなる貢献をしていく意向です。技術革新を通じて、安全で安心な社会の実現を目指します。これにより、未来のインフラがより強固で、利便性が高いものとなることを期待しています。

ご興味のある方は、以下のリンクから「Highway Ai-MONITOR」の詳細資料や映像処理技術「ACCENTUALIZER」に関する情報をどうぞ。

マクセル株式会社は、引き続き技術開発を進め、高速道路を利用するすべての人々の安全を守るために邁進します。


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会社情報

会社名
マクセル株式会社
住所
東京都港区港南2-16-2太陽生命品川ビル21階
電話番号

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