IBMとHashiCorp買収の戦略
2025年2月、IBMがHashiCorpを買収したことは、クラウド市場において今後の運用管理やセキュリティに大きな影響を及ぼすできごとです。HashiCorpは、インフラの自動化とシークレット管理において高い技術力を誇る企業であり、この買収はクラウド運用の転換点として注目されています。
デジタルトランスフォーメーションがもたらすリスク
企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)が進展する中、多くの企業が業務システムや開発基盤のクラウド化を急速に進めています。しかし、この過程で現れた新たな課題は、認証情報の管理リスクの増大です。APIキーやパスワード、証明書などの情報が適切に管理されないまま放置されており、情報が漏洩する危険が高まっています。このような状態で、セキュリティ対策が不十分なまま運用を続けている企業も少なくありません。
見過ごされがちな認証情報の漏洩リスク
特に、設定ファイルやコード内に隠されている認証情報は、目に見えないために管理が困難であり、非常に高いリスクを孕んでいます。こうした“見えないシークレット”が外部に漏洩することで、企業の信用や事業の継続に影響を及ぼす重大なインシデントが引き起こされる可能性があります。しかし、これらのリスクは従来の対策では軽視されがちで、新しい視点からの取り組みが求められます。
HashiCorpのVault Radarを活用したセキュリティ対策
本ウェビナーでは、IBMによるHashiCorp買収が企業のクラウドセキュリティ戦略に与える影響について深く掘り下げます。また、HashiCorpの製品であるVault Radarを利用して、日常の運用から見落としがちな認証情報の可視化方法や、その安全圧力に備えるための具体的な手法をご紹介します。発見することが難しい認証情報をどのようにして可視化し、リスクを低減させるのか、今後の企業運用における重要なポイントを解説します。
セミナーの詳細と申し込み
このウェビナーは好評を得た2025年6月18日のセミナーの再放送です。日程は9月19日(木)11:00~12:00の2回開催されるため、参加希望者は都合の良い日時で申し込むことが可能です。IBMの戦略とそれに続くセキュリティ対策の最新情報を詳しく学ぶ絶好の機会となります。
セミナーに関する詳細と申し込みは、以下のリンクからご参照ください:
詳細・参加申込はこちら
主催・共催情報
本ウェビナーは株式会社ラックの主催で、日本アイ・ビー・エム株式会社および株式会社オープンソース活用研究所が共催しています。マジセミ株式会社は、今後も参加者の役に立つウェビナーを開催していく予定です。これまでのセミナーの公開資料や他の募集中のセミナーについては、マジセミのサイトでご覧いただけます。
お問合せや詳しい情報はこちらまで:
マジセミ株式会社 〒105-0022 東京都港区海岸1丁目2-20 汐留ビルディング3階
マジセミのお問い合わせページ