パナソニックコネクトが語る新しい採用戦略の実践と未来とは

企業が直面する採用の現実

現在、多くの企業が「採用」という課題に頭を悩ませています。特に、人材を集めることがますます難しくなっているようです。求人倍率の上昇や若者の価値観の変化、さらに早期離職率の増加が影響しており、従来の採用手法では効果が薄れているのが実情です。これまでの採用活動の多くは、「欠員補充」としての視点が強かったため、企業の成長に結びつく戦略性に欠けていたのです。

タレントアクイジションとは

今、特に注目を集めているのが「タレントアクイジション」という考え方です。この手法は、採用を未来の企業成長に向けた中長期的な視点から捉えるものです。企業が求める人材を、単なる数合わせではなく、戦略的に獲得することを目的としています。それによって企業文化やカルチャーの向上にも寄与すると言われています。

パナソニックコネクトの取り組み

第12回ホワイト企業アワードでは、パナソニックコネクト株式会社の人事総務本部で採用ブランディングを担う結城聡顕氏をお迎えし、「採用ブランディングの実践とその未来」について基調講演が行われます。結城氏は過去に帝国ホテルやソニー生命保険での人事戦略、そしてEY Japanでの経験を経て2024年にパナソニックコネクトに参加しました。現在は、同社の採用業務全般を担当しつつ、ホワイト企業認定取得を推進し、企業全体のブランド向上にも貢献しています。

講演の内容

講演では、パナソニックコネクトの先進的な取り組みを例に挙げ、「タレントアクイジション」の実践的な知識が得られる場となります。この手法がどのように従業員の定着率の向上や自社のブランド力強化につながるかを具体的に示す予定です。特に以下のような課題を抱える方々には非常に有益な内容となるでしょう。

- 自社の定着率に不安を感じている経営者や人事担当者。
- 必要な人材に戦略的に出会いたい方。
- 採用活動において応募が増えないと悩んでいる方。
- 企業カルチャーを更に強固にしたい方。

ホワイト企業アワードの意義

ホワイト企業アワードとは、従業員の働く環境や企業の持続可能性に真剣に取り組む企業を称賛する日本最大級の表彰イベントです。このアワードでは、企業の社風や働きやすさが可視化され、採用広報においても重要な要素となります。全国から集まったホワイト企業の代表者たちが、自社の最新取り組みを共有し、それを通じて共に成長する機会となるのです。

現在の応募状況

第12回ホワイト企業アワードは、2025年12月4日（水）の開催が予定されています。会場への参加は先着100名、オンライン視聴は300名まで可能です。参加費は無料で、事前申込制となっており、参加申込の締切も重要なポイントです。

特にこの講演では、企業が人に選ばれる存在になるための第一歩を踏み出すためのヒントが得られるでしょう。従業員に選ばれる企業像を明確にし、採用競争に勝ち残るための戦略をつかむために、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。