デジタル時代の新たな連絡手段『スクリレ』
学校と保護者を結ぶ新しいデジタルサービス『スクリレ』が登場しました。このサービスは、学校と保護者間の連絡を効率化させるためのもので、クラスからのお便りや連絡事項を保護者のスマートフォンに直接届けることができます。
スクリレの特徴と利便性
『スクリレ』の最大の特徴は、アプリ内に掲載される広告から得られる「スクリレポイント」です。保護者がアプリ上で広告を閲覧することでポイントが貯まり、学校はこのポイントを事務用品などに交換することができます。これにより、学校は新たな収入源を得るだけでなく、保護者にとっても便利な情報源を提供できます。
実証実験の成功と全国展開
一部の地域で行われた実証実験では、保護者や学校から高い評価を受けました。この成功を受け、本年より対象地域を全国に広げることが決定しました。『スクリレ』は、学校の先生と保護者の利便性を向上させるだけでなく、広告主にとっても効果的な宣伝手段を提供できる点が注目されています。
新しい教育支援の形
これまで、デジタル印刷機「リソグラフ」を通じて学校の印刷業務に貢献してきた当社は、今後は『スクリレ』を通じてデジタルコミュニケーションの面からも教育現場を支援していきます。これにより、学校の運営はより効率化され、教育活動が活性化することが期待されています。
利用開始スケジュール
『スクリレ』では、以下のスケジュールでサービスを提供します:
- - お便り機能:2021年2月1日から受付開始、4月1日よりサービス開始。
- - オプション機能:2021年7月1日より受付、9月1日より利用開始。
- - ポイント機能:2021年7月1日受付開始、同じく9月1日からサービス提供。
事業運営体制
本サービスは、当社のデジタルコミュニケーション事業部が中心となり、一般社団法人教育活動振興協会(SAPA)と連携して運営されます。SAPAは、非営利法人として『スクリレポイント』の管理・運営を行うほか、広告の募集や審査も担います。
このように『スクリレ』は、教育現場との連携を深め、新しい支援の形を模索するサービスです。学校と保護者のコミュニケーションを円滑にし、地域の教育活動を活性化するためのツールとして、多くの関係者に期待されることでしょう。