FPパートナーが新たな人材管理手法を導入
株式会社FPパートナー(以下、FPパートナー)は、東京都文京区に本社を構え、全国に展開する FP相談サービス「マネードクター」を運営しています。この度同社は、データに基づく人材の活用や人事業務の効率化を実現するため、タレントマネジメントシステム「タレントパレット」を導入しました。
中期経営計画の背景
FPパートナーは2025年11月期から2027年11月期にかけ、中期経営計画を策定し、営業基盤の強化や人的資本投資に注力する方針を掲げています。この文脈では、社員数の増加に伴って生じる人材データの分析や人事業務の効率化が重要な課題として浮上していました。そこで「タレントパレット」が選ばれたのです。
タレントパレットとは
「タレントパレット」は、採用から育成、配置、評価までの人材情報を一元管理できるタレントマネジメントシステムです。メインの機能としては、社員のスキル、経験、エンゲージメントを効率良く把握し、ワンプラットフォームから管理を行うことが可能です。これにより、企業は科学的人事戦略を実現できるようになります。
組織全体の可視化
タレントパレットの導入により、FPパートナーは社員のスキルやモチベーション、満足度といった情報を一元管理します。この結果、組織全体を可視化し、より効率的な人事業務を図ることが可能になります。これにより、人事戦略をデータに基づいて推進することができ、事業戦略に人材の配置を最適化することも視野に入っています。
人的資本経営の推進
FPパートナーは、タレントパレットを通じて人的資本経営を強化するため、人材のリスキリングや教育体制の整備を進め、全国174拠点の最適配置を検討しています。また、採用活動の強化にも取り組み、必要な人材の採用や育成を行う計画です。
結論
この新システムの導入により、FPパートナーは経営戦略に基づいた人事課題を解決し、データに基づいた科学的人事を実現することを目指しています。タレントパレットが、人材管理業務の効率化と高度化を担い、今後の企業成長に大きな影響を与えることが期待されます。
株式会社プラスアルファ・コンサルティングについて
タレントパレットを開発した株式会社プラスアルファ・コンサルティングは、2006年に設立され、様々なビッグデータを「見える化」する技術で知られています。同社は多くの企業に長年にわたりデータ活用支援を行ってきた実績があり、そのノウハウを活かしつつ、新たな人事戦略の推進を目指しています。