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「野沢温泉アンバサダープログラム」始動！通年観光目指し著名人が魅力を発信

長野県野沢温泉村は、良質な雪質と温泉、そして美しい自然で国内外から多くのウィンタースポーツ愛好家を魅了しています。スノーシーズンには約40万人の観光客が訪れますが、シーズンオフにはその数は大幅に減少。冬に観光客が集中する現状は、オーバーツーリズムや、雪不足への脆弱性、通年雇用機会の不足といった問題につながっていました。

そこで、野沢温泉村の持続可能な発展を目指し、一般社団法人野沢温泉マウンテンリゾート観光局（野沢温泉DMO）は、株式会社野沢温泉企画との協力のもと、「野沢温泉アンバサダープログラム」を始動させました。このプログラムは、冬季だけでなく、春夏秋といったグリーンシーズンも含め、年間を通して野沢温泉村の魅力を発信し、観光客の増加を図ることを目的としています。

野沢温泉DMOは、「観光戦略ビジョン2040」において「村民と野沢温泉関係村民による良縁の結い」を掲げており、このアンバサダープログラムを通して、村民と観光客の良好な関係構築を目指しています。

初代アンバサダーには、野沢温泉村の魅力を深く理解し、既に村を訪れた経験を持つ8名の著名人が就任。スポーツ、食、アート、音楽など、多様な分野で活躍する彼らが、それぞれの視点から野沢温泉村の魅力を発掘し、発信していきます。

任命されたアンバサダーは、今後1年間、野沢温泉村の魅力を再発見し、独自の視点で発信する活動を行います。具体的な活動としては、アンバサダー自身が村を訪れ、その魅力を体験、SNS等を通じて発信するほか、地元住民との交流や、新たなイベントやアクティビティの企画なども予定されています。

このプログラムが、野沢温泉村の観光活性化に大きく貢献し、地域経済の活性化や雇用創出、そして持続可能な観光モデルの構築に繋がるものと期待されています。

野沢温泉DMOと野沢温泉企画について

野沢温泉DMOは、「水の谷の伝承」をミッションに掲げ、地域住民と協働しながら、持続可能な観光を目指しています。地域が消費されるだけの観光ではなく、地域に投資される観光への転換を図り、村内外との連携を強化することで、革新的なプロジェクトを推進しています。

野沢温泉企画は、「野沢温泉を世界が憧れる村に」というミッションのもと、村の抱える課題解決に取り組むまちづくり会社です。村内外の人材、アイデア、資金を集め、高齢化による遊休施設の活用や、観光の通年化、移住・定住促進、雇用創出などに取り組んでいます。

両者は、今回の「野沢温泉アンバサダープログラム」を通して、グリーンシーズンの活性化や地域住民の創出に向け、連携を深めていきます。

このプログラムを通じて、野沢温泉村が一年を通して活気あふれる魅力的な観光地となることを期待しましょう。

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