取り組みが評価されたエイアンドピープル、東京都教育委員会から表彰内定

株式会社エイアンドピープル、東京都教育委員会表彰へ

東京都渋谷区に本社を構える株式会社エイアンドピープルが、令和6年度東京都教育委員会の事業貢献企業として表彰に内定しました。この表彰は、都立第一商業高校で実施されている「ビジネスアイデア授業」において、起業家や経営者から生徒たちに貴重な知見を提供していることが評価された結果です。

ビジネスアイデア授業の目的とは

第一商業高校で行われるこの授業は、生徒たちが職業観を深め、ビジネスシーンにおける課題解決能力を育成することを目指しています。授業では、実際にビジネスの第一線で活躍する講師を招き、その経験談や考え方を共有してもらいます。この授業プログラムは、東京商工会議所渋谷支部からの依頼を受け、エイアンドピープルの代表取締役である浅井満知子が講師を務め、2021年から続いてきました。

浅井満知子の教え

浅井がこの授業を通じて生徒に伝えているメッセージは以下の三つです。

1. 失敗を恐れないこと: 彼女自身が経験した事業の困難を乗り越えた実例を交えて、リスクと向き合う重要性を説いています。直面する問題から学び、再起する力「レジリエンス」を高めることが大切だと教えています。

2. 独創性と多様性の重要性: インターネットの普及とグローバル化が進む現代において、異なる価値観を持つ人々と共に生きることが求められています。既成概念にとらわれず柔軟に考え、多様性を認める力を養うことの重要性を強調しています。

3. プレインランゲージの活用: プレインランゲージとは、「明確で、理解しやすい、心に響く」コミュニケーションの手法で、今や国際的なスタンダードとなっています。多様な背景を持つ人々とコミュニケーションをとる未来に向けて、分かりやすい表現力を育てることが必要だと訴えています。

教育への貢献が評価

エイアンドピープルの取り組みは、都立学校の産業教育に貢献している点が評価され、東京都教育委員会からの表彰に至りました。この受賞通知を受け、浅井は「私自身が多くを学ばせてもらっている」とその喜びを表しました。彼女は高校生たちは未来を担う宝であり、彼らとの対話が自身の原点を見つめ直す機会になっていると語ります。また、今後も授業に参加し続けたいとの意向を示しています。

企業情報

株式会社エイアンドピープルは1998年に設立され、翻訳・通訳業務やIR支援、プレインランゲージ研修といった分野で活動しています。現在、15名の従業員を有し、東京都渋谷区恵比寿のビジネスタワーに本社を置いています。彼らのウェブサイトはこちらです。

このように、株式会社エイアンドピープルは、未来の社会で活躍する若者たちを支えるための重要な役割を果たしています。今後も彼らの取り組みに期待が寄せられます。

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