筑波の国立科学博物館、新たに見学スペースをオープン
国立科学博物館(館長:篠田謙一)は、筑波研究施設内の「標本・資料棟1階見学スペース」を2026年3月24日(火)から公開します。このスペースでは、新たに導入した大型X線CT装置や大型化石の保管状況を見ることができます。
上野にある国立科学博物館本館には1万点以上の標本と資料が展示されていますが、これは筑波地区に保管されている520万点以上のコレクションのほんの一部分に過ぎません。これらの標本は筑波地区の収蔵庫で大切に保存され、科学研究でも活用されています。一般の人々にその利用状況を知ってもらうために、新たに完成した「標本・資料棟」の見学スペースが設けられました。
この場所では、生命史研究部が所有する大型化石の一部が保管されている様子を見学でき、また新たに導入された大型X線CT装置が紹介されています。CT装置の稼働日には、実際に研究者が作業している姿を見学することができます。
施設利用案内
見学スペースは、筑波実験植物園を訪れた方が利用できます。公開が始まるのは2026年3月24日(火曜日)からで、開館時間は植物園の開園時間に準じます。通常の開園時間は午前9時から午後4時30分まで、入園は午後4時までとなっています。見学の際には入園料が必要です。詳細については筑波実験植物園の公式WEBサイト(
https://tbg.kahaku.go.jp/)をご確認ください。
特別展示と企画
この新しい見学スペースのオープンを記念して、特別展示が行われます。
公開初日となる3月24日(火)から4月5日(日)まで、新潟県糸魚川市で発見された日本産ラピスラズリを期間限定で展示します。この青い石は、国内で初めて確認されたラピスラズリとして知られています。
現場解説
さらに、3月29日(日)には、CT作業の演示や解説が行われます。13時と14時の2回、各20分程度の解説があり、参加方法は事前予約不要の現地集合となっています。適した場所での見学と解説の機会は、知識を深める良いチャンスです。
大型X線CT装置について
この新しく導入された大型X線CT装置は、高エネルギーのX線を使用して、試料の内部構造を非破壊で観察できる画期的な機器です。従来の装置の制約を克服し、より大きな試料や高密度の標本も撮影できるため、科学研究や教育にも更なる貢献を期待されています。
まとめ
筑波の国立科学博物館での新たな見学スペースは、科学に対する理解を深める貴重な機会を提供します。特別展示や現場解説も合わせて、訪問者にとって魅力的な体験となることでしょう。是非、この機会をお見逃しなく!