SB C&SとBBIXが新たに提供する『CAS Connect』
SB C&S株式会社とBBIX株式会社は、法人向けの新しいデータ通信専用サービス『CAS Connect』の申し込み受付を開始しました。これは両社のコラボレーションによるもので、BBIXが提供するクラウド型ネットワークサービス「Open Connectivity eXchange」(通称、OCX)を基にしています。
このサービスは、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)が進む今、特に重要な意味を持っています。リモートワークの普及やクラウドサービスの活用が進む中で、企業にとってネットワーク環境は、安全かつ円滑な仕事を行うために不可欠です。『CAS Connect』は、そうしたニーズに応える形で設計されています。
高度なセキュリティとスピード
『CAS Connect』は、高いセキュリティ性とみなされる低遅延の通信を実現するために、BBIXが誇るインターネットエクスチェンジ(IX)事業の実績を活用しています。この接続の特長としては、クラウド事業者との直接接続が可能であることが挙げられます。これにより、安定した通信を提供し、企業の諸活動を支援します。
さらに、このサービスは多段商流モデルを採用しており、販売パートナーを介して他の取引先企業にも提供しやすい構造を持っています。これにより、パートナー企業は自身のビジネスニーズに合わせた柔軟な通信プランを構築することができるのです。
カスタマイズ可能な料金プランと管理システム
『CAS Connect』では、利用者が月額や年額の契約、あるいは複数月や複数年の契約に応じた柔軟な料金プランを選べます。これにより、企業の独自の事業計画や利用スタイルに適応した運用が可能になります。特に、データ通信大容量プランも用意されており、1GBから大容量まで自社のニーズに従った設計ができます。
また、顧客管理プラットフォームを通じて、利用者はSIMカードに関する情報、回線状況などを一元管理することができ、セルフサービスの向上に寄与します。SIMの休止や再開、設定の操作は、顧客が自身で行うことができ、非常に便利です。
企業間の協業で新しい通信のかたちへ
BBIX株式会社の代表取締役社長、佐々木秀幸氏は、「OCX Mobile Access」を活用した『CAS Connect』の始まりを喜ぶとコメント。BBSakuraとの共同開発によって、より実用的で柔軟なネットワークソリューションの提供が実現したと述べています。さらに、今後もパートナー企業と連携し、企業のDXを推進すると語っています。
SB C&S株式会社の草川和哉氏も、『CAS Connect』が柔軟な料金プランと専用プラットフォームを持つことで、企業の新たなビジネス創出に寄与すると確信しています。両社は、今後とも新たな通信の形を共に作り出し、その価値を社会に届けていくことを目指しています。
SB C&SとBBIXの取り組みによる『CAS Connect』は、企業が今必要とする通信サービスの新たな選択肢として注目されています。これからの時代、企業がどのようにこのサービスを活用していくのか、非常に楽しみです。