英語発音学習アプリ「GORIL」、松山東高校と新しい提携を発表
三井物産の100%子会社であるMoon Creative Lab(以下、Moon)が開発した英語発音学習アプリ「GORIL(ゴリル)」が、愛媛県立松山東高等学校(松山市、校長:沖田浩史)と提携し、新たな学習プログラムの開発に着手します。このプログラムは、2024年11月から本格的に始動する予定です。
「GORIL」とは何か
「GORIL」は、楽しく使える発音学習ツールとして知られています。音声を科学的に分析し、可視化することで、ユーザーがより良い発音を身につけるためのサポートを行います。特に、その「発音の見える化ツール」と「イントネーションの見える化ツール」は特許技術を用いており、学習者が実際の発音を目で見て理解しやすくする工夫がなされています。
提携の内容
今回の提携では、松山東高校のSGH部(スーパーグローバルハイスクール部)が中心となり、英語の四技能である「聞く」「話す」能力を特に強化するためのプログラムを開発します。具体的には、発音とイントネーションの短期習得を目指し、英語のスピーキングに対する自信を高めることを目的としています。
SGH部には英語専科の教員が在籍しており、今回のプログラムに関して、顧問を務める片岡敦子教諭は「生徒たちが一般的に苦手とされるスピーキング能力を強化するために大きな一歩になる」とのコメントを寄せました。彼女は、この提携により、発音学習の新たな可能性が広がることを期待しています。
期待される効果
この学習プログラムを通じて、生徒たちはこれまでに学んできた単語や例文を組み合わせ、GORILの見える化ツールを使って英語の「音」を効率的に学ぶことができます。これにより、話す力や聞く力の大幅な向上が見込まれ、英語によるディスカッションやディベート能力も同時に高まると考えられています。
未来への展望
GORILの事業責任者である吉田敏は、松山東高校全体への導入はもちろん、今後愛媛県内での導入が広がることへの期待を表明しました。彼自身も、今回の提携が教育現場に新しい風をもたらすことを心から願っています。
松山東高校について
愛媛県立松山東高校は、愛媛県内の公立進学校として知られています。「東高がんばっていきましょい ~高く、広く、そして豊かに~」を指導目標に掲げ、個性を生かす教育を通じて、グローバルに活躍する人材を育成することに力を入れています。
今回の「GORIL」と松山東高校の提携による新たな教育プログラムの展開が、地域の英語教育に大きな影響を与えることが期待されます。興味のある方は、ぜひ今後の動きに注目してください。