駅そばに新たな風味を加える七味唐辛子
株式会社東急グルメフロントが中心となり、2025年10月1日から首都圏の駅そばに新登場する「駅そばに合う七味唐辛子」。このプロジェクトは、4社のコンソーシアムによって、駅そばの魅力をさらに引き立てるために共同で進められました。これは、京急ロイヤルフーズ、メトロプロパティーズ、そして小田急レストランシステムといった各社が協力し、駅そばを盛り上げることを目指した取り組みの一環です。
開発の背景とコンセプト
開発に際しては、ハウスギャバン株式会社の協力を得て、駅そば専用の七味唐辛子が生まれました。製造委託の企業は、駅そばに七味唐辛子をかける際に期待される風味や効果についてのアンケートを実施し、その結果から「ピリッとした辛さ」「駅そばの風味を引き立てるバランス」「香ばしい香り」の3つの要素が高く評価されました。これを受けて、出汁の甘みや旨味を引き立てる、辛みが中心となった七味唐辛子の試作が始まりました。
新しい七味唐辛子の特徴
今回の七味唐辛子は、従来の唐辛子に加え、白胡椒や生姜をバランスよく配合することで、単調な辛さだけでなく、複雑な風味を楽しめるものとなっています。この工夫により、駅そばのつゆや具材と見事に調和し、一層の味わい深さを提供できるようになりました。駅そばを食べる際に、この七味唐辛子を加えることで、より一層の食体験を楽しめること間違いなしです。
しぶそばの魅力
「しぶそば」とは、株式会社東急グルメフロントが展開する駅そば事業の一端で、主に東急線沿線で多くの店舗を構えています。しぶそばでは、定番の「かき揚げそば」や「ちくわ天そば」、季節ごとに変わる「おすすめ天そば」など、さまざまなそばメニューが提供されています。今年も年間250万人以上のお客様がご来店され、その人気はますます高まっています。今後、七味唐辛子が新たに加わることで、さらなる発見と感動が期待できます。
東急グルメフロントとその歴史
株式会社東急グルメフロントは、1965年に設立され、長年にわたり東急線沿線を中心に飲食事業を展開しています。現在は、しぶそばをはじめ、ファーストフードやカフェ、ベーカリーなど約70店舗を運営し、年間1200万人以上のお客様を迎え入れる愛される企業として成長を続けています。
まとめ
駅そばに特化した七味唐辛子の発表により、また一つ新しい食の楽しみ方が提供されます。発売は2025年10月からを予定しているため、ぜひ多くの方にその味わいを体感していただきたいと思います。次回の駅そばで、新たなヒーローとなるこの七味唐辛子を試してみてはいかがでしょうか。交通の要所である駅で、心温まるひとときを楽しむのに、これ以上の贅沢はないでしょう。