ひろぎんクレジットサービスがVJAグループに加盟
2025年4月1日、ひろぎんクレジットサービス株式会社(広島県広島市中区)が新たにVJAグループに加盟し、法人向けのVisaカードの取り扱いを開始します。この動きは、キャッシュレス社会のさらなる加速を促進する重要な一歩といえるでしょう。
VJAグループとは
VJAグループは、三井住友カードを筆頭に全国の主な銀行及び銀行系カード会社で構成される企業連合体です。2024年3月末で約5,600万人の会員を抱え、日本国内におけるVisaおよびMastercard®ブランドの普及に多大な貢献をしています。ひろぎんクレジットサービスがこのグループに加盟することで、法人向けのクレジットカードの導入が可能になるのは大きなニュースです。
新サービスの特徴
ひろぎんクレジットサービスは、以下のような特長を備えた法人向けサービスを導入します。
1.
マンスリークリア
提供されるコーポレートカードやパーチェシングカードは、締日の翌日に利用枠がクリアされるため、月単位の利用枠設定や与実管理が容易になります。これはVJAグループ独自の機能として、多くの法人にとって便利なサービスとなるでしょう。
2.
お支払方法の柔軟性
支払い方法として、口座振替を利用する場合は「15日締め、翌月10日払い」または「末日締め、翌月26日払い」の選択肢があります。振込による支払いの際も複数の締め日・支払日が提供され、各企業のニーズに合わせた決済方法が選べます。
3.
法人カード管理者Web
コーポレートカードやパーチェシングカードを管理するためのWebサービスが用意されています。このサービスでは、適格請求書(インボイス)の確認やダウンロードが可能で、ペーパーレス化を促進します。
三井住友カードとの連携
ひろぎんクレジットサービスは、三井住友カードに業務及びシステムの一部を受託します。これにより、ひろぎんクレジットサービスは円滑にカード業務を実施できるノウハウを得ます。三井住友カードは、専任チームを通じてひろぎんクレジットサービスにサポートを提供し、両社の連携を強化する方針です。
まとめ
このように、ひろぎんクレジットサービスのVisaカード取り扱い開始は、法人向けクレジットカード市場に新たな風を吹き込むものです。多彩な決済方法や独自の機能により、法人顧客にとって使い勝手の良いサービスが提供されることは間違いありません。また、今後も三井住友カードと共にキャッシュレス社会の実現に向けて活動を進めていくことを期待したいです。