潤工社がMWE 2025で6G時代を見据えた製品を発表
株式会社潤工社は、2025年11月26日(水)から28日(金)までの3日間、横浜のパシフィコ横浜で開催される「MWE 2025」に出展します。この展覧会はマイクロ波技術に関連した国内最大級のイベントであり、学術・産業・教育の各分野での技術交流の場となります。
潤工社は、「比類ない価値を創造し、社会を豊かに潤す」という理念のもと、1954年に創業されて以来、主にフッ素ポリマーやハイパフォーマンスポリマーの加工・製造を行っています。これまで、多様な産業に向けて高機能コンポーネンツ製品を展開し、国内外で高い評価を受けてきました。今回のMWE 2025では、6G時代に適応した最先端の製品群を108の業者が出展する中、潤工社もその一翼を担います。
新たな製品ラインナップ
潤工社が出展するアイテムの中でも特に注目されるのが、業界初*の250 GHz対応0.5 mmコネクタ同軸ケーブルアセンブリ「MWX0A5」です。この製品は、従来の0.8 mmコネクタ径で146 GHzという標準規格を超えており、テストケーブルアセンブリ「MWX851」も世界最高水準の位相安定性を維持しています。また、これらの製品は開発や計測・評価において、高精度なデータの取得が期待できます。
さらに、低誘電フッ素フィルムを用いた新たな銅張積層板(CCL)も展示される予定です。従来のフッ素基板と比べて誘電特性に優れ、この技術により製品の性能向上がさらに期待できます。潤工社のブースでは、実際にテストアセンブリを曲げるデモンストレーションが実施され、位相安定性を体験することもできます。
MWE 2025の詳細
MWE 2025は、マイクロ波技術に関心を持つ専門家や企業が集う場となり、各ブースでは最新の技術や製品が発表されます。潤工社の展示は、ブースNo. E-04となります。来場者は事前に参加登録を行う必要があり、登録方法については「MWE 2025」の公式サイトで確認することができます。
この機会にぜひ、潤工社ブースへお立ち寄りいただき、最先端の6G関連製品を直接ご覧ください。新しい技術と出会うことで、未来の可能性を感じていただけることでしょう。
企業としての成り立ち
潤工社は、茨城県笠間市に本社を構えており、現在日本国内だけでなく、アメリカや中国を含む9カ国で事業を展開中です。718名のアソシエイトが150以上の特許を保有し、情報通信や医療、航空宇宙など幅広い分野での技術革新に寄与しています。潤工社は、これからも新たな技術を通じて社会に貢献し続けることでしょう。