住宅街で開催される落語会「宿場町まるしぇVol.3」
東京都北区の静かな住宅街が、特別な体験の場に変わります。2018年6月16日(土)に行われる「宿場町まるしぇVol.3」では、落語家・立川志の彦さんが高座に上がり、地域の魅力を伝えます。このイベントは、日光御成道の第1宿場町である岩淵町の歴史や特色を活かした内容となっており、来場者は地域とのつながりを感じられる貴重な機会です。
宿場町まるしぇの趣旨
「宿場町まるしぇ」は、岩淵町をより多くの人々に知ってもらうことで、来場者に愛着を持ってもらうことを目的としています。毎回、地域にちなんだ特別ゲストを招くスタイルが特徴です。過去のイベントでは、赤羽エリアの「私道遊び」のプロや、染色にまつわる工場の歴史を紐解くゲストが参加しました。
第3回の今回は、江戸時代の宿場町の文化である「落語」に関連したゲストとして、立川志の彦さんをお迎えします。彼は全国を巡りながら落語の素晴らしさを広めている活動家であり、宿場町まるしぇのコンセプト「来ると旅に出たくなる」と見事に合致しています。
イベント詳細
「宿場町まるしぇVol.3」に関する基本情報は以下の通りです。
- - 日時: 2018年6月16日(土)11:00~18:30
- - 場所: 東京都北区岩淵町15-13 co-toiro iwabuchi および周辺私道
- - 入場料: 無料
詳細なスケジュールやプログラムは、公式サイトを参照してください。
公式サイトへ
落語会のスケジュール
立川志の彦さんの落語会は、同日に以下の時間で行われる予定です。
1.
セッション1: 13:00~13:45(全年代対象、定員15名)
- 内容: 落語1〜2演目+簡単なワークショップ
- 料金: 500円
2.
セッション2: 17:00~18:30(未就学児童入場不可、定員30名)
- 内容: 落語2~3演目
- 料金: 投げ銭制
また、雨天の場合は中止となるため、天候にも注意が必要です。
宿場町まるしぇの魅力
宿場町まるしぇは、地元の飲食店や物販店が集まり、一日商店街を形成します。名付けて「co-toiro iwabuchi」を拠点に、江戸時代の石畳を再現したかのような温かな交流が生まれます。出店数は10店舗程度ですが、地元密着型の商材を揃え、まさに「旅のひとときを感じる」体験を提供します。
子どもたちはチョークで遊ぶなど、地域の温かい絆が見える素敵な環境です。3月のプレ開催から累計来場者が1,000名を超え、次回の目標はさらに多くの500名程度とされています。
目指す未来
「宿場町まるしぇ」を通じて、江戸時代から続く地名を大切にしながら、現代的な生活スタイルを提案する試みが進められています。地域に根ざしたカルチャーと住民の皆さんが共に作り上げるイベントを通じて、訪れてくださる方に新たな暮らしの可能性を見出してもらうことを目指しています。
岩淵町には特別なポテンシャルが秘められており、地元が誇る活動は、運営組織「岩淵家守舎」の支援によって成り立っています。地域に興味がある方々は、ぜひこの機会に足を運んで欲しいと思います。