森永芝浦ビル受賞
2024-10-17 00:32:22

森永製菓、環境共創型オフィス「森永芝浦ビル」がグッドデザイン賞を受賞

森永製菓が新設した環境共創型オフィス



2024年3月、森永製菓株式会社が東京都港区芝浦に新たにオープンした「森永芝浦ビル」が、2024年度のグッドデザイン賞を受賞したことが発表されました。この受賞は、同社の企業理念と地域共創を具現化するために設計されたオフィスが、高く評価された結果と言えるでしょう。

企業のビジョンとコンセプト



森永製菓は2030年に向けてのビジョンを定め、「心の健康」「体の健康」「環境の健康」の三つの価値を、顧客、従業員、そして社会に提供し続け、持続可能で豊かな社会の実現を目指しています。この取り組みは、同社自身が「ウェルネスカンパニーへ生まれ変わる」と宣言したことに繋がっています。この理念を具現化したのが「森永芝浦ビル」です。

この新しいオフィスが掲げる建築コンセプトは「カクハンノモリ」。これは、多様な生態系が共生する森のように、さまざまな活動が交じり合う環境を目指したものです。コロナ禍を受け、オフィスの価値を再評価する中で、社内外、さらには地域社会の様々なステークホルダーが互いに関わり合う場を作り出すことを狙っています。

また、「森永芝浦ビル」はCO2排出量を実質ゼロに抑えた、環境面でも注目されるオフィスであり、持続可能な社会の実現に寄与する重要な拠点となることが期待されています。

審査員の評価



受賞理由について審査員は、「企業理念を地域共創として実現した職場環境」として高く評価しました。特に、鏡面グリッドフレームの採用による周辺環境との調和や、創業者に縁のある杉材を使用した内外装が、精神的な健康を促進する温もりあるスペースを生み出している点がポイントです。このように、建物自体が持続可能な未来と企業の歴史をつなぐ象徴となっていることが評価されています。

地域の生態系や社会課題への取り組みを通じて、森永製菓は「ウェルネスカンパニー」としてのビジョンを建築に反映させ、今後の社会における健康のあり方を探求し続けています。

グッドデザイン賞への道



グッドデザイン賞は1955年に創設された日本を代表するデザイン評価制度であり、国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞としても知られています。この賞は、暮らしの質の向上を目指し、社会の課題の解決にデザインを活用することを目的に毎年実施されています。森永芝浦ビルの受賞は、この理念が具体化された結果でもあり、社会全体に良い影響を与えることが期待されています。

まとめ



森永製菓の「森永芝浦ビル」は、企業の理念を具現化しただけでなく、地域との共創を促進し、環境に配慮したオフィスという新たなモデルを示しています。今後もこのビルがどのような形で社会に貢献していくのか、注目が集まります。


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会社情報

会社名
森永製菓株式会社
住所
東京都港区芝浦1-13-16
電話番号

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