せかいむすびプロジェクト
2019-06-18 16:51:46
スポーツ祭典で世界へ広がる日本の味、せかいむすびプロジェクト
日本を代表する食文化であるおむすびが、新たな世界的プラットフォームとして注目を集めています。その名も「せかいむすび」プロジェクト。この取り組みは、さまざまなスポーツの祭典を契機に、地域の食文化を海外に広めることを目指しています。おむすびに使用されるさまざまな具材が国境を越え、世界の食卓に並ぶ日も近いかもしれません。
このプロジェクトの基本的な理念は、日本のお米を世界の食材と組み合わせた新しいおむすびを通じて、日本と他国の食文化の交流を促進することです。「せかいむすび」の活動は、日本全国に300以上のホストタウンを選定し、各地域が特定のパートナー国と連携して、地域の特産物を使ったオリジナルレシピを考案します。地元住民と外国の参加者が一緒におむすびを作ることで、より深い文化的交流が生まれることを目指しています。
第一弾:岩手県釜石市とオーストラリア
プロジェクトの第一弾として、岩手県の釜石市がオーストラリアとの連携を図ることが決まりました。2023年9月、釜石市で開催されるラグビーの祭典に際し、地元ラグビーチーム「釜石シーウェイブス」の元選手でオーストラリア代表のスコット・ファーディー選手が訪問します。彼は地域の住民とともに、オーストラリアの食材を用いたおむすびを作る予定です。
また、釜石市だけでなく、釜石で行われるラグビーの試合に出場する国々とも「せかいむすび」の取り組みが進められる予定です。フィジー、ウルグアイ、ナミビア、カナダなど、さまざまな国の選手たちが参加し、地域の食文化を共有する場となります。
多様な自治体の参加
さらに、高知県須崎市、高知県土佐町、福島県南相馬市なども「せかいむすび」プロジェクトへの参加を決定しました。これらの地域でも、各ホストタウンが相手国との取り組み詳細を検討しており、地域の特色を活かしたおむすびが誕生する日が待ち遠しいです。
参加しやすさとガイドライン
「せかいむすび」プロジェクトへの参加は、自治体や企業などにも広がりを見せています。興味を持つ自治体や大使館は、事務局への連絡が必要となります。参加を希望する場合は、「プロジェクト参加申請書」を事務局から受け取り、記入のうえ申し込みが求められます。これにより、日本の食文化を国際的に発信する機会が生まれます。
このプロジェクトは、単に食事を共にするだけではなく、異なる国の文化や価値観を尊重し合う大切な機会でもあります。おむすびを通じた国際交流がどのように広がっていくのか、今後の展開が楽しみですね。
日本の食文化、特におむすびが世界中で愛される日もそう遠くないかもしれません。一緒に新しい「せかいむすび」の旅を始めてみませんか。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人東の食の会
- 住所
- 東京都品川区大崎1丁目11番2号ゲートシティ大崎イーストタワー5階
- 電話番号
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