デジタルハリウッド大学法人向け生成AIビジネス活用講座の始動
デジタルハリウッド大学が、法人向けの生成AIビジネス活用講座を提供することを発表しました。これにより、企業が生成AIを業務に安全かつ効果的に導入するためのスキルと知識を体系的に習得できる機会が創出されます。この講座は、同大学の臼井拓水特任准教授との共同開発により実現し、自身も多くのフォロワーを持つ生成AIの専門家です。
生成AI導入の背景
近年、ChatGPTやCopilotといった生成AIツールが急速に進化し、多くの企業がその活用を試みています。しかし、実際には多くの企業において、生成AIをどのように活用すれば良いのかが分からないという問題が存在しています。現場では、具体的な活用シーンやプロンプトの出し方が理解できない、大切な学習の機会が不足しているという声が多く上がっています。そこで、この講座ではそうした企業の悩みを解決することを目指しています。
講座の概要
「生成AIビジネス活用講座」は全16講座で構成され、基礎編と応用編に分かれています。基礎編では生成AIの基本を理解し、日常業務にどのように活かせるかを学びます。一方、応用編では職業や目的に応じた心理的な活用を学ぶことができます。全ての講座は映像教材となっており、1講座あたり約60分です。年間利用料は1名につき30,000円(税込)で、5名以上の申し込みが必要となる点にも注目です。
講座の特徴
- - 全社員向けの体系設計:同一基準での学びが可能になり、組織全体のスキル向上が図れます。
- - 実務直結のプロンプト事例:即座に業務に活かせるプロンプトを多く収録しています。
- - 実務解説がわかりやすい:臼井拓水特任准教授が初心者でも理解しやすい形で解説します。
講師のプロフィール
臼井拓水氏は国際基督教大学を卒業し、AI分野において多くの経験を持つ専門家です。AIの研究開発を手がけるPKSHA Technologyでの勤務を経て、出身母体のファンドであるPKSHA Capitalにてアソシエイトとしても活躍。更にAmazon Japanではアカウントマネージャーを務め、AI開発に関するベンチャーでも取締役としての実績があります。個人向けおよび法人向けのAI研修を展開するMichikusa株式会社の設立者でもあり、完結で実践的な知識を提供できる講師です。
認定情報
デジタルハリウッド大学は2025年度に、文部科学省のMDASHリテラシープラスに認定されています。これは、同大学のAI教育カリキュラムが高く評価された結果です。生成AIビジネス活用講座は、この教育知見を活かし、実務に役立つ内容を提供しています。
キャンペーン情報
新講座のリリースを記念し、先着50社限定で受講料が20%オフとなるキャンペーンもあります。該当期間は11月19日から12月31日までです。また、厚生労働省の人材開発支援助成金の対象となる講座でもあります。
お問い合わせ
この講座についての詳細は、デジタルハリウッド社の事業共創推進室までお問い合わせください。
事業共創推進室:高野
メール:
[email protected]
デジタルハリウッドは1994年に設立され以来、数多くのクリエイターを育成してきました。今後もAIを活用した新しい教育の展開に注目が集まる中、企業に向けたこの新講座はその一環として位置づけられています。今後の展開から目が離せません。