住友林業の革新、静音建具が受賞
住友林業株式会社が誇る「静音建具」が、特定非営利活動法人キッズデザイン協議会主催の第20回キッズデザイン賞を受賞しました。この受賞は、子供と家族の快適な生活をサポートするために開発された室内ドアがもたらす、生活音への配慮を評価されたものです。
子ども中心の価値観
キッズデザイン賞は、「子どもたちが安全・安心に日々を暮らせる」環境を実現するための優れた製品やサービスを表彰するイベントです。住友林業は、子どもたちの健やかな成長を重視した製品開発を続け、毎年この賞を受賞する実績を有しています。今年の受賞は、住友林業とその100%子会社である住友林業クレストが共同で開発した静音建具の成果であり、連名での応募が認められました。
静音建具の特徴
「静音建具」は、遮音性を高めるために様々な工夫が施されています。引き戸と片開き戸の2タイプがあり、それぞれ内部に遮音材を使用し、枠には気密パッキンを配置。引き戸タイプでは上下、片開き戸タイプでは下部に設けられたシャッターが施錠時に閉じられ、隙間をしっかりとふさぎます。これにより、隣の部屋への音の伝達を大幅に軽減します。
近年、多くの住宅が高断熱化・高気密化され、外部からの騒音を効果的にカットしています。しかし、室内での音が外に逃げにくくなったことで、家族間の生活音が気になることが懸念されていました。住友林業の筑波研究所で行われた実験によれば、従来の製品と静音建具を比較した結果、大きな遮音性能の違いが確認されました。これにより、子育て世代にとってストレスフリーな住空間を実現しています。
商品展開の計画
静音建具は、すでにサニタリー用の片開き戸が2019年6月に、居室用が2023年12月に販売されました。そして、引き戸タイプも2025年10月にはサニタリー用と居室用がそろって発売される予定です。これにより、さまざまな用途に合わせた製品が揃い、より多くの家庭に快適な住空間を提供することを目指しています。
住友林業の使命
住友林業グループは、木材を基軸とした広範囲な事業を展開しており、森林経営から木材の製造、流通、住宅の請負や不動産開発まで手がけています。2030年までの長期ビジョン「Mission TREEING 2030」を掲げ、環境への配慮を重視し、持続可能な未来を構築することを目指しています。このビジョンでは、CO2の吸収量を増やし、木造建築を普及させることで脱炭素を推進していく方針です。
また、住友林業は、ゼロエネルギーハウス(ZEH)やゼロエネルギービル(ZEB)、LCCM住宅など、建物の建設時から暮らしにおけるCO2排出量削減に力を入れ、多様な施策を通じて持続可能な社会を実現するための努力を続けています。
結論
静音建具の受賞を通じて、住友林業の家族向け製品の品質と安全性が再確認されました。今後も、このような製品の開発がさらに進むことで、家族が安心して暮らせる住空間の実現に寄与することが期待されています。