コクヨ、デジタル人材育成プログラム「KOKUYO DIGITAL ACADEMY」第2期始動!実践力強化へチューター・サポーター制度導入
コクヨ株式会社は、昨年開校した社員向けのデジタル人材教育・実践プログラム「KOKUYO DIGITAL ACADEMY(コクヨ デジタル アカデミー)」の第2期を7月5日から開始することを発表しました。
第1期では、データやテクノロジーに関する知識習得と活用を通して、既存課題の解決や新たなビジネス創出を目指したプログラムを実施。延べ1,051名の社員が参加し、平均満足度は80%を超える成果を収めました。
第2期では、より実践力強化に焦点を当て、第1期で培った知識をスキルへと転換するための新たな取り組みが導入されます。
実践力強化のための新体制
1. チューター・サポーター制度
第1期受講生が、第2期受講生に対して「教える」ことで、知識のスキルへの転換を促進します。これは、実践的な学びを深め、より効果的な知識習得を支援する狙いがあります。
2. 副学長に吉田 孝氏就任
生成AI環境整備に向けた社内体制強化のため、コクヨ執行役員 グローバル情報システム本部長の吉田 孝氏が副学長に就任しました。吉田氏は、長年のIT分野での豊富な経験を持ち、コクヨのデジタル化を推進していく上で重要な役割を担います。
第2期プログラム概要
第2期では、第1期同様、「文系AI塾」「IT講座」「データドリブン講座」の3つの講座に加え、実践的な学びの場である「GPT-Lab」の開催を予定しています。「GPT-Lab」では、社員自身が生成AI業務アプリを作成し、プロトタイプまで完成させることで、実際の業務現場で活用できる応用力を身につけることができます。
コクヨアカデミアについて
「KOKUYO DIGITAL ACADEMY」は、コクヨの人材育成機関「コクヨアカデミア」の一環として開校されました。「ヨコクを持つ」、「リーダーシップ」、「クリエイティビティ」、「キャリアオーナーシップ」、「ビジネススキル・リテラシー」を主要5カテゴリとして、多岐にわたるプログラムを提供しています。第一線で活躍する有識者もアドバイザーや講師として参画し、実践レベルの高い学びを提供しています。
まとめ
「KOKUYO DIGITAL ACADEMY」は、社員のデジタルスキル向上を積極的に推進することで、コクヨグループ全体のデジタル化を加速させる重要なプログラムです。第2期では、実践力強化に重点を置き、より実践的な学びを提供することで、社員のスキルアップと業務効率化を図っていくとのことです。今後の展開に注目していきましょう。