溝の口に誕生した新しいシェアオフィス「nokutica」
2017年12月3日、神奈川県川崎市の溝の口にシェアオフィス「nokutica」がオープンしました。このプロジェクトは、地域のオーナーと不動産会社が協力し、エリア価値の向上を図るために立ち上げられました。特に最近問題視されている空き家の活用を目指し、地域のニーズに応える新たな拠点の誕生となります。
異例のタッグによる共同事業
「nokutica」は、のくちのたね株式会社が中心となり、地域の不動産オーナーとエヌアセットが共同で設立した事業です。この異例のタッグによって、地域コミュニティの活性化を目ざし、地域イベントの企画や実施を通じて、より具体的にエリア価値を高めていきます。
第一弾のプロジェクトとして、数年間空き家となっていた建物が、シェアオフィスに生まれ変わりました。この場所は、溝の口のニーズに合った「働きたい・つながりたい・表現したい」場として、多くの期待が寄せられています。
溝の口に必要なものを詰め込んだ多目的型シェアオフィス
「nokutica」内には、レンタルオフィス、コワーキングスペース、展示可能な貸会議室が用意されています。これにより、Web制作やデザイン、アパレル、キャリア開発といった多様なスタートアップ企業が入居することになります。また、1階には「二坪喫茶アベコーヒー」と呼ばれるカフェもオープン。このカフェは、地域住民からの要望が高かったため、集まる場としての機能も果たします。
改修に際しては、建物の新築当時のモダンな雰囲気を生かし、必要最低限の補修のみが施されています。オープン日の披露会には、地域の方々が訪れ、「この建物に入ってみたかった」などの声が多く寄せられました。地域住民の想いが集まるこの場所で、今後さまざまな交流が生まれることが期待されています。
今後の展望
「nokutica」では、利用者が気軽に利用できるプランや設備を整え、地元の人々にとってのサポートを目指していきます。特に、地域の人々と共に成長し、共に発展することを重視し、持続可能なコミュニティの形成に寄与することが目的です。ここ「nokutica」は、地域の新しいハブとして、多くの人に利用されることが期待されています。
施設概要
大山街道沿い
東急田園都市線・大井町線「溝の口」駅から徒歩2分
JR南武線「武蔵溝ノ口」駅から徒歩3分
- フルタイムプラン(全日8:00~23:00) 16,000円(税別)/月
- レギュラープラン(平日18:00~23:00・土日祝8:00~23:00) 12,000円(税別)/月
- デイタイムプラン(平日8:00~18:00) 10,000円(税別)/月
- 会議室(小定員6名): 30分 500円(税別)
- 会議室(大定員12名): 30分 1,000円(税別)
このように、多様な選択肢が用意されている「nokutica」は、今後も成長を続け、溝の口の中心的な場所として期待されるでしょう。