学生の才能を引き出す！会津型マスキングテープデザインコンペ表彰

会津型×文具で紡がれる新たな魅力

福島県の創業地を大切に思う株式会社ユニフォームネットは、地域貢献活動の一環として、伝統文化の普及と若手クリエーターの支援を目指しています。その取り組みの一つとして、喜多方市で伝統的な染型紙「会津型」をテーマにした学生デザインコンペを実施しました。

デザインコンペの概要と結果

コンペには、国際アート＆デザイン大学校に在籍するグラフィックデザイン科やクリエイティブ研究科の学生42名が参加し、会津型の紋柄をモチーフにしたマスキングテープのデザインが募集されました。

- 参加者: 国際アート＆デザイン大学校在校生
- デザインテーマ: 会津型を使用したマスキングテープ
- 制作期間: 2024年6月24日～2024年9月6日
- 結果発表: 2024年12月17日に表彰式を行い、喜多方市長賞1名、優秀賞4名が選ばれました。

表彰作品は、広島の老舗印刷会社である株式会社マルテンの協力のもと、実際にマスキングテープとして制作され、参加学生全員に贈呈されました。学生たちは、自身の感性を活かし、趣向を凝らしたデザインで甲乙つけがたい作品を次々と生み出しました。

会津型について

「会津型」とは、江戸時代から使用されてきた染型紙で、会津地方の着物の柄を染めるために重宝されてきました。伊勢白子や京都、江戸と並ぶ一大産地で、地域の服飾文化に深く根付いています。近代化により一度途絶えましたが、現存する約37,000点の染型紙が発見され、現在は福島県の有形民俗文化財として保存・管理されています。

近年、会津型の魅力を再発見するための様々な活動が行われており、若手クリエーターの育成にも力を入れています。このデザインコンペはその一環であり、地域に根ざした文化と若手の才能を組み合わせることで新たな価値を生み出す素晴らしい試みです。

地域に寄り添った活動の展望

株式会社ユニフォームネットは、今後も福島県の魅力を発信し、地域に寄り添った取り組みを継続していく予定です。伝統文化や新しいクリエイティブの融合を通じて、地域活性化や人材育成に貢献していくことを目指します。これからも多くの活動が期待され、地元への期待感が高まります。

表彰式の詳細や過去の開催情報は、公式ウェブサイトにてご覧いただけます。若きクリエーターたちが描く未来の可能性に、ぜひ注目していきたいですね。