Japanticketが中国SNS「RED」を活用した新チケット販売支援サービスを展開

Japanticketの革新的なサービス

株式会社Japanticketは、インバウンド向けのeチケット管理システム「Japan ticket」を活用し、中国のSNS「RED（小紅書）」を駆使した新しいチケット販売支援サービスを開始しました。このサービスは、訪日観光客の消費行動に即した、革新的かつシームレスな購入体験を提供すべく設計されています。

サービス開始の背景

2024年の訪日外国人旅行者数は、前年同月比で138.1%の約348万人に達し、国内観光市場は今対規模を更新しています。特に、中国からの観光客が18.9%を占め、訪日外国人の大部分を形成しています。この傾向を受けて、Japanticketは「RED」や「WeChat」といったSNSが観光情報を収集し、即座に体験チケットを購入する流れを踏まえ、新たな集客支援サービスを展開することを決定しました。

新サービスの詳細

1. 「RED」の特長

「RED」は、旅行に関する情報収集で非常に人気が高く、特に中国の若年層に支持されています。旅行先としての日本の人気は根強く、多くのユーザーが観光地情報を「RED」で検索します。このプラットフォームを利用することで、観光地としての日本の魅力を広くアピールし、興味を持ったユーザーに直接リーチできるようになります。

2. シームレスな販売経路

Japanticketの新サービスでは、「RED」での投稿やアカウントから直接チケット販売ページに遷移できる仕組みを整えています。これにより、ユーザーは従来のアプリ操作感を損なうことなく、ストレスなくチケットを購入することができます。具体的には、次の二つの販売経路を提供しています：

- 投稿画面からのチケット販売：公式アカウントでの投稿からチケットの販売ページへ直接遷移でき、価格がすぐに確認できるため、ユーザーは購入を躊躇することなく行動できます。

- 企業/店舗ページからのチケット販売：店舗の公式ページに「SHOP」ボタンを設置し、販売中のチケットをまとめて掲載できます。これにより、複数の体験や商品を効率よく提示でき、訪問者の購買意欲を高めます。

3. 公式アカウント運用と広告戦略

Japanticketは、公式アカウントの運用を支援し、データ分析に基づき投稿やフォロワーの動向を把握します。さらに、ディスプレイ広告やキーワード検索広告を活用し、認知度の向上を図り、観光客の関心を高めます。

Japanticketの使命

Japanticketの目標は、訪日観光客を一元的にサポートし、スムーズかつ効果的なチケット販売を実現することです。「Japan ticket」システムを通じて、予約や在庫、決済などの管理業務を効率化し、観光事業者の集客を促進しています。さらに、キャッシュレス決済の導入により、外国語でのコミュニケーションに伴う負担を軽減し、無断キャンセルのリスクを最小限に抑えることが可能です。