モデルナ、mRNA-1010の季節性インフルエンザワクチンを承認申請
モデルナが新たな季節性インフルエンザワクチンを申請
マサチューセッツ州ケンブリッジに本社を置くモデルナ社は、2026年1月5日に開発中の季節性インフルエンザワクチン「mRNA-1010」に関して、米国の食品医薬品局(FDA)をはじめ欧州医薬品庁(EMA)、カナダ保健省、オーストラリア医薬品行政局に製造販売承認を申請したことを発表しました。
このワクチンは50歳以上の成人を対象にしており、呼吸器系におけるウイルス変異に対抗するために開発されたものです。モデルナの最高経営責任者であるステファン・バンセル氏は、「今回の承認申請は、呼吸器領域のポートフォリオにおける重要なマイルストーン」であると語っています。バンセル氏は、ウイルスの変異による流行株との不一致が長年の課題であり、その解決を目指すmRNA技術の柔軟性に高い期待を寄せています。これにより、季節性インフルエンザに対するより効果的なワクチンの提供が可能になるとしています。
mRNA-1010の承認申請は、複数の第3相臨床試験から得た有益なデータに基づいています。特に、P304という試験では、相対的ワクチン有効性が26.6%と算出され、これは50歳以上の成人全体に対して見られた結果です。このデータは、年齢層や過去のインフルエンザワクチン接種歴に関係なく一貫して高い結果を示しました。65歳以上の参加者においても、27.4%の有効性が確認されています。
また、先行するP303の試験においては、mRNA-1010はすべてのインフルエンザ株に対し、既存のワクチンに比べて優れた抗体陽転率や抗体価を持つことが示されました。これにより、mRNA-1010が他の季節性インフルエンザワクチンよりも有効な選択肢となる可能性が開かれました。
さらに、mRNA-1010は良好な忍容性と安全性が確認されており、大半の副反応は軽度です。一般的な副反応としては、注射部位の痛みや全身の疲労、頭痛、筋肉痛が報告されています。モデルナ社は、自社の技術が新たなインフルエンザワクチンの登場を可能にし、2027年以降の事業成長に寄与することを期待しています。
モデルナは、mRNA技術に基づく医薬品のリーダーとして、広範な疾患に対する治療法を開発し続けており、感染症やがん、希少疾患へのアプローチに革新をもたらしています。お問い合わせや詳細な情報は、modelna.comを訪れるか、同社のソーシャルメディアをフォローしてください。
会社情報
- 会社名
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Moderna, Inc.
- 住所
- 200 Technology Square CambridgeMassachusetts
- 電話番号
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617-714-6500