消防署と連携した熱中症予防「氷化月間」
小久保製氷冷蔵株式会社(以下、KOKUBOグループ)は、2025年8月5日から約1ヵ月間、千葉県内の5つの消防本部と共に「氷化月間」を実施します。この取り組みは、熱中症予防声かけプロジェクト事務局と連携し、暑い夏の日々において、有効な熱中症対策を市民に啓発することを目的としています。
連携消防本部と期間
本プロジェクトに参加するのは、以下の5つの消防本部です:
1. 千葉県我孫子市消防本部
2. 千葉県浦安市消防本部
3. 千葉県君津市消防本部
4. 千葉県野田市消防本部
5. 千葉県八千代市消防本部
このプロジェクトは、消防本部でのセミナーや具体的な活動を通じて、消防士が「氷」を活用した熱中症予防策を伝える役割を果たします。
具体的な内容
この「氷化月間」では、消防士から市民に向けて氷を使用した熱中症対策が具体的に紹介され、どの部分を冷やすことで効果があるのかといった知識が提供されます。さらに、消防署内では、過酷な暑さの中で日々対応している消防士をサポートするために、3種類の使える「氷」を1か月間提供します。特に注目すべきは、休憩時間などの場面において「かき氷機」が導入されることにより、職場環境が改善される点です。
「氷化月間」の意義
この取り組みは、どこでも入手できる「氷」を使用して熱中症予防を促すものであり、地域社会への浸透を図っています。特に熱中症予防声かけプロジェクトは、2011年から続く官民一体の全国的な活動で、今年で15年目を迎え、多くの地方自治体や企業が参加しています。このプロジェクトは、声をかけ合うことで熱中症を防ぎ、死亡者ゼロを目指すことを掲げています。
小久保製氷冷蔵の取り組み
KOKUBOグループは、1973年に「ロックアイス」をブランド化し、2023年にはその誕生50周年を迎えました。この氷は、アウトドアやパーティ、さらにはスポーツ分野でも幅広く使用されており、特に暑い日々が続く夏季には有効な対策として重宝されています。また、KOKUBOグループは熱中症予防声かけプロジェクトに参加し、さらなる啓発活動を推進しています。
結論
KOKUBOグループが実施する「氷化月間」は、消防署と連携した重要な取り組みであり、地域全体の健康管理を促進します。これからも市民と共にコミュニケーションを重視し、熱中症を未然に防ぐための活動を続けていくことで、安心・安全な社会の実現に寄与していきます。