肝炎対策大使就任
2016-04-28 20:30:24

小室哲哉氏が肝炎対策大使に就任、啓発活動を加速

小室哲哉氏が、厚生労働省が推進する「知って、肝炎プロジェクト」の肝炎対策大使に就任しました。このプロジェクトは、肝炎に関する知識を広め、検査の重要性を伝えることを目的とした啓発活動です。肝炎は、世界中で約5億人が感染していると推定されており、その危険性にもかかわらず、一般の認知度が低く、多くの人が適切な治療を受けられない状況が続いています。

就任式では、厚生労働省の塩崎恭久大臣が「国民の健康維持にも、肝炎の啓発活動は重要だ」と挨拶。特別参与の杉良太郎氏も、今年は活動の5年目となることから、より多くの成果を上げられるよう努力したいと意気込みを語りました。

小室哲哉さんは、自身の経験を活かしながら、肝炎の検査や治療に関する重要性を積極的に発信していく考えを示しました。また、7月28日には「世界肝炎デー」があり、この日に向けて彼がテーマソングを制作することも発表されました。この楽曲を通じて、肝炎に対する意識向上を図る予定です。

当日は他にも、スペシャルサポーターの石田純一氏や上原多香子氏も登壇し、各自が啓発活動への意気込みを語りました。石田氏は、肝炎に対する知識を広めることは重要であり、自身の子供が生まれたことで、この活動により一層力を入れていく意向を示しました。上原氏も、同世代の人々にこの問題を関心を持ってもらえるよう努力すると述べました。

「知って、肝炎プロジェクト」は、肝炎に関する正しい知識を広めることを目的にしたキャンペーンです。日本では肝炎対策基本指針が2011年に策定され、以降、厚生労働省の助成のもと啓発活動が行われています。特に、肝炎は健康に甚大な影響を及ぼすにもかかわらず、その知識があまり浸透していないため、早期発見と早期治療が求められています。

WHO(世界保健機関)も、7月28日を「世界肝炎デー」と定め、肝炎に対する理解を深めるための啓発活動を行っています。この趣旨に沿った形で、日本でも同日を日本肝炎デーとして、厚生労働省や地方公共団体、医療機関と連携して肝炎の病態や知識、治療法について広く普及させる取り組みが進められています。

このように、小室哲哉氏の活動は、個人の経験をもとに広がる肝炎の認知度向上に寄与することが期待されています。全国の人々が肝炎について知り、自らの健康を守るための行動を取るよう促すこのプロジェクト。今後の進展に注目が集まります。

会社情報

会社名
「知って、肝炎プロジェクト」事務局
住所
東京都港区六本木1-6-1
電話番号
03-5550-4358

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