新たなパートナーシップ締結
株式会社ミライト・ワンとBear Robotics Japan合同会社は、2025年9月に戦略的パートナーシップ契約を締結しました。この提携は、次世代配膳ロボット「Servi Plus」を日本市場で本格展開し、業務の効率化だけでなく、都市全体のスマート化を目指すものです。
配膳ロボット「Servi Plus」
「Servi Plus」は、Bear Roboticsが開発した最先端の配膳ロボットです。このロボットは大容量のトレーや高精度のセンサー、さらにはクラウド連携機能を搭載しており、従来の業務を効率化するだけでなく、建物や都市インフラとのシームレスな統合が可能です。POSシステムや自動ドア、エレベーターとのAPI連携を通じて、将来的にはスマートビルやスマートシティにおける「モビリティ・インフラ」としての役割も期待されています。
ミライト・ワンの強み
ミライト・ワンは全国に広がるICTソリューションや通信インフラ構築の豊富な実績を元に、配膳ロボットの販売から設置、運用サポートまでを一貫して行います。そして、Bear Robotics Japanはシリコンバレー発のロボティクス技術を基にした日本市場向けのソフトウェアやサービスの開発を進め、両社の協業による相乗効果を最大化します。
人手不足の解消と効率化の促進
このパートナーシップにより、特に外食産業などのサービス現場での人手不足問題を軽減し、省人化と業務の効率化を実現することが可能になります。また、都市全体のデジタルトランスフォーメーションを加速させる狙いもあります。「Servi Plus」を起点とするエコシステムの拡張により、単なるロボットの提供を超え、スマートシティの基盤となるトータルソリューションを提供する方針です。
株式会社ミライト・ワンの歴史と未来
株式会社ミライト・ワンは1946年に創業し、約80年もの歴史を持つ企業です。通信インフラの建設において培った豊富な経験と技術を基に、近年はエネルギーや交通分野など社会のインフラも創造・保護しています。地域や企業のDX化の推進、グリーンエネルギーの活用を行い、「技術と挑戦で『ワクワクする未来』を共創する」というビジョンのもとで事業を展開しています。
Bear Roboticsの展望
Bear Roboticsは、シリコンバレーを拠点とするスタートアップで、AIとロボティクス技術を駆使した配膳ロボットをグローバルに展開しています。日本法人は2024年に設立予定で、日本市場向けのソフトウェア開発や製品最適化、導入支援を推進します。それにより、より多くの日本の現場に対応したサービスを提供することが期待されます。
この新たな提携を通じて、私たちは新しい技術によって生まれる未来を形にし、さまざまな分野での課題解決に寄与していきます。