大林組が新たな予算管理システムを導入
導入背景と選定理由
株式会社フュージョンズが提供する「fusion_place」が、株式会社大林組の新予算管理システムとして選ばれました。大林組は、これまで自社開発のシステムで運用を続けていましたが、約20年間の運用を経て、レガシー化が進んでいました。新たな業務ニーズにも十分に応えられない状況が続いていたため、システム刷新の必要性が高まっていました。
この新たなシステム導入により、以下のような効果が期待されています。
- - 各部門での手法統一による見込精度の向上
- - 部署別の予実集計時間の短縮
- - 要員計画との連動
- - 実績値に対するドリルダウン機能、伝票単位での照会が可能
- - 会社全体の予実差異分析が支援される
これらのニーズには、今後のビジネス拡大や経営からの要請に柔軟に応えることが求められ、フュージョンズの「fusion_place」がその中で最適な選択肢とされました。
システム導入への道
大林組では、さくら情報システムの支援を得て、2024年6月から要件整理とシステム構築に取り掛かります。2025年1月には、1,400名のユーザーによる運用開始を目指しています。さくら情報システムは、fusion_placeを用いた大規模システム構築に豊富な実績を持ち、短期間での稼働が見込まれています。将来的には、他の業務領域へのシステム拡張も計画されています。
大林組の展望
創業以来、「三箴 - 良く、廉く、速い」をモットーに成長してきた大林組は、現在、国内外で幅広い事業を展開しています。特に、建設事業を中核に据えつつ、海外建設事業やグリーンエネルギー事業など、新たな領域にも積極的に挑戦しています。今後の経営戦略においても、効率的な予算管理は重要な役割を果たすことでしょう。
さくら情報システムのサポート
さくら情報システムは、金融機関向けの基幹システムを支える豊富な経験に基づき、ハイレベルなサービスを提供してきました。同社の技術力と信頼を背景に、新システムの導入が円滑に進むことが期待されます。
fusion_placeの特徴
fusion_placeは、経営に必要な情報をリアルタイムで提供する息の長い経営管理クラウドサービスです。主な特長には、超高速でのデータ更新、大容量の予実データの保存、部門横断的利用が可能であることが挙げられます。
オンラインセミナーの案内
「fusion_place」に関する無料オンラインセミナーも開催されており、2024年11月には投資・経費予算管理に関するDXセミナーも予定されています。これに参加することで、最新の情報を効率よくキャッチアップできます。
まとめ
この度の「fusion_place」の導入は、大林組にとって新たな一歩です。効率的な予算管理システムの確立が今後のビジネス成長を支える重要な要素となるでしょう。多種多様なニーズに応えるために、しっかりとした体制で立ち上げを進めていくことが期待されます。