レインボー学校プロジェクト
2025-04-08 11:04:44

スターバックスが小学生と性の多様性を考えるプロジェクトを始動

スターバックスのレインボー学校プロジェクトとは



スターバックス コーヒー ジャパンが立ち上げた「レインボー学校プロジェクト」は、性的多様性について小学生に学んでもらうことを目的としています。このプロジェクトは2020年から始まり、今年から新たに参加校の募集を開始しました。特に、1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)の約12校が対象です。

プロジェクトの目的



このプロジェクトは、スターバックスのパートナーが専門講師と共に学校で授業を行うもので、LGBTQ+に関する基礎知識の提供をはじめ、当事者としての体験談を通じて、子供たちが安心して自分らしく過ごせる場所を作り出すことを目指しています。

LGBTQ+コミュニティについて話し合う場を設けることで、互いに理解し合い、個性を大切にする文化を育む一助となることが期待されています。

特徴的な授業内容



プロジェクトの授業は約45分のセッション形式で実施され、性の多様性に関する基礎知識や、スターバックスのパートナーによる実際の体験を交えた話が展開されます。授業は学年単位で行われ、子どもたちの発達段階に合わせた内容で設計されています。これにより、安心・安全な対話の場を提供し、子どもたちが自由に意見を言える環境が確保されます。

メイン講師の紹介



プロジェクトでのメイン講師は鈴木茂義氏です。元公立小学校主任教諭であり、現在は上智大学に非常勤講師として在籍しています。鈴木氏は、LGBTQ+に関する教育や教職員向けの研修において、全国で年間約80回の授業を行い、子どもたちが理解できるように工夫された教育手法を用いています。

募集要項



今回のプロジェクトは、2025年6月から9月にかけて実施される予定です。対象は4年生から6年生までの学年で、約12校の小学校が参加できます。申込締切は2025年4月27日となっており、希望する学校は指定のフォームから申し込むことができます。

申込方法とスケジュール



参加希望の小学校は、インターネットの申込フォームを通じて申し込みを行います。また、事前に打ち合わせを希望する場合は、電話やオンラインでの相談が可能です。

プロジェクトの意義



スターバックスは、互いを理解し合うことを大切にし、文化的多様性を推進する「NO FILTER」テーマのもと、今回の「レインボー学校プロジェクト」を実施しています。このプロジェクトは、子どもや若者が安心して学校に通える環境作りに貢献するための一環です。

多様性が重要視される現代において、子どもたちが性的少数者を理解し、ダイバーシティを受け入れることは、今後の社会をより良くするために欠かせないことです。スターバックスの取り組みに参加することで、子どもたち自身がその変化の一部になることが期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社 アウト・ジャパン
住所
東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル49階
電話番号

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