アントニ・ガウディとYKK APが描く未来の窓展
アントニ・ガウディの没後100年を迎えるにあたって、日本とスペインの双方で特別な展覧会が企画されました。「ガウディ:未来をひらく窓」というテーマのもと、バルセロナと東京で同時に開催されるこの展覧会は、建築家ガウディの作品とその影響を多角的に捉えた内容となっています。
展覧会の背景と趣旨
YKK AP株式会社の主催によるこのプロジェクトは、スペインのカタルーニャ自治区が進める「ガウディ・イヤー」の一環であり、さらに2026年に予定されている国際建築イベントに合わせたものです。プロジェクトの目的は、ガウディの建築を通じて創造性や革新性についての理解を深め、未来の窓について考えるきっかけを提供することです。
バルセロナでのメイン展覧会
スペインのバルセロナでは、ユネスコ世界遺産に登録されている「パラウ・グエル」で本展覧会が開催されます。期間は2026年4月21日から10月25日までの約半年間で、ガウディ建築に関連する多くの展示が行われます。具体的には、ガウディ独自のデザインによる窓やステンドグラス、そして建具の模型が展示され、訪れる人々は実際に手に触れられるコーナーも用意されているとのことです。また、展示と連動したドキュメンタリー映像の上映や書籍の販売も行われ、ガウディの魅力をより深く味わえる内容となっています。
東京でのサテライト展
日本においては、東京の六本木エリアにある「21_21 DESIGN SIGHT」で同様のコンセプトに基づいたサテライト展が2026年5月16日から7月12日まで開催されます。この展覧会では、バルセロナ展の成果を踏まえた独自の視点からガウディの作品を紹介します。また、人気の建築イベント「東京建築祭2026」との同時出展も行われ、デザインや建築を学ぶ良い機会ともなります。
産学官連携による共同研究
このプロジェクトでは、YKK APが収集したガウディの窓についての知見や研究成果が活用されます。特に、東京工芸大学との共同研究を通じて、ガウディの窓のデザインの変遷や系譜が紹介され、日本とスペインの建築学生が協力した国際デザインワークショップの成果も披露される予定です。これにより、ガウディの独自性を引き立てる新たな視点も加わることでしょう。
書籍の出版と発信活動
さらに、本プロジェクトの一環として、特別書籍「ガウディ:未来をひらく窓」が英語、スペイン語、カタルーニャ語、日本語の四言語で出版されることになります。ガウディの作品を写真や資料を通じて紹介しながら、未来の建築について考える一助となるこの書籍は、多くの書店で購入できる予定です。
この展覧会は、YKK APが長年にわたって培った建築文化への貢献を継続するための重要な取り組みです。アントニ・ガウディの独創的な窓を通じて、訪れる人々が新たな発見と感動を得られることでしょう。ガウディの光り輝く世界へ、ぜひお越しください。