日航姫路、廃油でSAF
2024-07-01 16:45:09

ホテル日航姫路が「Fry to Fly Project」に参画!廃食用油を航空燃料に変える持続可能な取り組み

ホテル日航姫路が「Fry to Fly Project」に参画!廃食用油を航空燃料に変える持続可能な取り組み



兵庫県姫路市にあるホテル日航姫路は、廃食用油を航空燃料(SAF)に変える「Fry to Fly Project」に参画することを発表しました。このプロジェクトは、日揮ホールディングス株式会社、株式会社レボインターナショナル、合同会社SAFFAIRE SKY ENERGYの3社と連携し、ホテルで発生する廃食用油を国産の持続可能な航空燃料(SAF)製造の原料として供給することを目的としています。

ホテル日航姫路は、国内資源循環による脱炭素社会の実現に向けて、資源の有効活用を通じて気候変動対策への貢献と循環型社会の実現を目指しています。ホテル館内のレストランや宴会場の各厨房で発生する廃食用油を資源と捉え、供給することで、CO₂排出量を大幅に削減するSAF製造の取り組みを通し、持続可能な社会実現に貢献していきます。

SAFとは?



SAF(Sustainable Aviation Fuel)は、廃食用油など化石燃料以外を原材料に製造された航空燃料です。従来の化石燃料から作られている航空燃料と比較した場合、温室効果ガスの排出量を約80%削減できるとされています。環境負荷を低減し、資源循環社会の実現に貢献することが期待されています。

Fry to Fly Projectとは?



廃食用油を再活用しSAFを国内で製造するプロジェクトです。廃食用油を原料とするSAFの製造には大量の廃食用油が必要であり、これに賛同した企業・自治体・団体から廃食用油を回収し、SAFを製造することで資源循環の促進に貢献することが目的です。廃食用油を原料とした国産SAFは、日揮ホールディングス株式会社、コスモ石油株式会社および株式会社レボインターナショナルの3社により設立された合同会社SAFFAIRE SKY ENERGYにより、2025年度初頭から製造・供給が開始される予定です。

ホテル日航姫路について



ホテル日航姫路は、世界文化遺産・姫路城に代表される播磨の伝統と文化の中核都市、姫路の中心、JR姫路駅前に位置しています。ビジネス及び観光の拠点として幅広くご利用いただけるホテルです。大宴会場「光琳」を始め、国際会議、展示会、パーティやご結婚披露宴など、人々との出会いを華やかに演出いたします。最上階のバーラウンジからは、ライトアップされた姫路城を一望でき、ゆったりとおくつろぎいただけます。

まとめ



ホテル日航姫路の「Fry to Fly Project」への参画は、ホテル業界における持続可能な取り組みの一例として注目されています。廃食用油を有効活用することで、環境負荷の低減と資源循環社会の実現に貢献していく取り組みは、今後ますます広がっていくと考えられます。


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