テレビ局向けAI開発
2025-11-06 10:49:32

NextorageとRecursive、テレビ局向けのAIシステム共同開発を発表!

未来の映像制作を変革するAIシステム



Nextorage株式会社(ネクストレージ)は、AIスタートアップのRecursive(リカーシブ)との共同で、テレビ局向けの人物検出AIシステムを開発することを発表しました。このプロジェクトは、2025年10月から始まり、映像制作の作業効率化を目指します。

共同開発の背景


映像業界、特にテレビ局ではデジタル・トランスフォーメーション(DX)に対するニーズが急速に高まっています。しかし、何十年にもわたり蓄積されたアーカイブ映像の中から必要な場面を抽出するには、多大な時間と労力が必要です。この課題を解決するべく、Nextorageのストレージ技術とRecursiveのAI開発力が結集されました。

また、AIシステムの運用はオンプレミス環境で行うことで、クラウド利用に伴うセキュリティリスクや高額なGPU投資を低減することが可能になります。特に、Nextorageが戦略的に提携するPhison Electronics Corp.の「aiDAPTIV+」技術を基盤に採用することで、実用的なシステムへと進化を遂げることができます。

本AIシステムの仕組み


このシステムは、ユーザーが人物名を入力すると、AIがアーカイブ映像を自動で解析し、必要なシーンを抽出してくれます。これにより、従来なら複数のモニターを駆使して行っていた手作業の検索が、劇的に効率化されます。

特長と利点


  • - 高いセキュリティを維持: オンプレミスで運用するため、企業のデータが外部に漏れないよう保護されます。
  • - 約90%の工数削減: 従来比で大幅に工数を削減でき、必要な映像を素早く見つけることが可能になります。
  • - 制作力の向上: 映像の検索にかかる時間が短縮されることで、編集や演出により多くの時間を割くことができ、クオリティが向上します。

デモ展示のお知らせ


このAIシステムは、2025年11月19日から21日にかけて幕張メッセで開催される「Inter BEE 2025」においてデモンストレーションを行います。興味のある方はぜひ足を運んでみてください。

展示会の概要


  • - 展示会名: Inter BEE 2025
  • - 会期: 2025年11月19日(水)~21日(金)
  • - 会場: 幕張メッセ(千葉市)
  • - ブース: Nextorageブース(ホール 8、小間番号:8312)
  • - 入場料: 無料(事前登録が必要)
  • - デモ体験: 期間中、随時デモを実施予定

本プロジェクトを通じて、NextorageとRecursiveはテレビ局の制作業務の効率化を図り、得られたノウハウを他業界にも応用していく考えです。これにより、全社会のデジタル変革と持続可能な発展に寄与していく所存です。

企業情報


Nextorage株式会社: ネクストレージは、メモリー・ストレージ事業に特化し、最高性能を追求する企業です。公式サイト

株式会社Recursive: リカーシブはAIソリューションを通じて、持続可能な未来を目指す企業です。公式サイト

この新しいAIシステムが、テレビ業界にどのような影響を与えるか注目です。


画像1

画像2

会社情報

会社名
Nextorage株式会社
住所
神奈川県川崎市川崎区駅前本町12-1川崎駅前タワー・リバーク9F
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。