大雨災害を乗り越えた「ゆめみの宿観松館」の復興物語

山形県の温泉旅館「ゆめみの宿観松館」は、昨年の大雨災害によって大浴場や浄化槽が大きな被害を受けました。その復興を目指し、株式会社観松館はクラウドファンディングを開始しました。プロジェクトは10月9日にスタートし、たった6日で300万円の目標金額に達成。多くの支持を集めています。

クラウドファンディングの意義

今回のクラウドファンディングの目的は、復旧作業に必要な資金を募集することです。大浴場の復元工事や浄化槽の新設工事、さらには営業再開に向けた運転資金も必要です。この資金は国や県からの補助金も受けられる見込みですが、依然として途方もない金額がかかるため、皆様のご支援が強く求められています。

社員一同は、温かいメッセージやご支援に勇気づけられ、日々の復旧作業に邁進しています。「復興した『ゆめみの宿観松館』に多くの方に訪れてもらいたい」という願いを込めて、ネクストゴールとしてさらに大きな2000万円の目標を設定しました。

復旧現場の様子

現在、復旧工事は着実に進行中です。大浴場の復元工事は建設業者によって行われる一方、従業員は「義経の湯」前の庭園で新たに玉砂利を敷く作業を行っています。以前よりも豊かな環境でお客様をお迎えできるよう、努力しています。

また、浄化槽の新設工事も9月より始まっており、徐々に形になってきています。営業再開を11月11日に設定し、社員一同は全力で準備を進めています。