トーキョーアーツアンドスペースで開催される「地について」展
2026年2月28日から3月22日まで、東京の本郷に位置する【トーキョーアーツアンドスペース】で「ACT (Artists Contemporary TOKAS) Vol. 8 『地について』」という展覧会が開催されます。このイベントは、アーティストたちの活動を支援するTOKASのプログラムの一環であり、特に注目を集めている作家を紹介する企画です。今回は赤羽史亮、久木田茜、山田沙奈恵の三名が出展し、「地」と私たちとの関係について考察します。
展覧会のテーマ
土地は常に変化しており、地域独自の特性は失われつつあります。都市化、郊外化かつての風景は今や一部が消え、画一的な景観が広がっています。にもかかわらず、多くの人がその土地に根付いた空気の匂いや風の触覚といった、土地ならではの感覚を覚えています。このような視点から、「人と地のつながり」というテーマが展覧会の中心となります。三名の作家は各々異なるアプローチでこのテーマを深め、それぞれの視点から「地」について探求します。
参加アーティストの紹介
赤羽史亮(AKAHANE Fumiaki)
1984年生まれの赤羽は、長野県を拠点に活動し、自然の中に潜む不思議な世界を絵画を通じて表現しています。彼の作品は、きのこや粘菌、昆虫のイメージから影響を受けています。本展では大型の絵画や独特の立体作品を展示予定です。また、オープニングイベントではサウンド・パフォーマンスを行い、その世界観を音でも表現します。
久木田茜(KUKITA Akane)
1987年に愛知県で生まれ、千葉県を活動拠点とする久木田は、建築や工芸に触発された装飾を利用して新しいアートを生み出しています。展覧会では、食品トレイの形を元にした新たなインスタレーションを展示し、装飾の成り立ちに迫ります。これにより、装飾が持つ信仰心との関連性を探る挑戦が行われます。
山田沙奈恵(YAMADA Sanae)
群馬県出身の山田は人と自然と災害の関係性を映像作品で明らかにしています。新作は、地の深層へ視点を変えるアプローチで、自然現象がいかに人の意識に影響を与えているのかを考察します。様々な視点から災害の側面を捉えるこの作品は、観客に歴史や文化的背景にも目を向けさせます。
オープニングイベント
会期初日の2月28日には特別なオープニングイベントが予定されており、アーティストたちのトークが行われます。また、赤羽によるサウンド・パフォーマンスも実施予定です。これらのイベントは参加者にとって、作品やアーティストの考えに直接触れる貴重な機会となります。
まとめ
「地について」展は、現代社会における自然と土地の関係に対して新しい視点を提示してくれる貴重な展示です。来場者はアーティストたちの独特な表現を通じて、「地」の意味を再考する機会を得るでしょう。この展示を通じて、土地の記憶や感触を感じ取ることができる素晴らしい体験が待っています。皆様の訪問を心よりお待ちしております。