住民主体と地域づくり
2020-06-12 10:03:01

住民主体の地域づくりを学ぶ新刊書籍が登場!専門家の視点から

新刊書籍『専門家主導から住民主体へ』の紹介



地域福祉や健康づくり、防災、地域活性化といったテーマが注目を浴びている今、住民主体の活動や助け合いの大切さが広く認識されています。しかし、実際には地域のつながりが軽視されており、住民の主体的行動が促進されにくい現状が問題視されています。

特に新型コロナウィルスの影響により、外出自粛が要請される中で、各種サービスが停止され、高齢者の孤立を避けるための支援が求められる場面が多くありました。このような背景の中で、専門家が主導するアプローチではなく、住民自身が主体的に関わり合う「住民主体」の取り組みが重要とされています。

書籍について


新刊書籍『専門家主導から住民主体へ〜場づくりの実践から学ぶ「地域包括ケア×地域づくり」』は、著者である広石拓司氏が地域包括ケアシステムの実践事例を通じて、専門職と住民とのコミュニケーションの在り方を分かりやすく解説しています。本書は、2020年5月20日に株式会社エンパブリックから発行され、246ページにわたり地域づくりの重要な視点が取り上げられています。

住民主体の大切さ


本書は、次の5つの問いをテーマに展開されています。
1. 住民主体とは何か?
- 住民主体の概念とその重要性について深く掘り下げます。

2. 専門職は如何に関わるべきか?
- 指示や丸投げに頼らず、専門職が持つ強みをどう活かすべきかを考察します。

3. 地域包括ケアにおける地域づくり
- 社会サービスの提供と住民同士の支え合いの役割に焦点を当てます。

4. 住民の参画を進める場づくり
- 様々な価値観を持つ住民が集まり、話し合うためにはどのような工夫が要るかを解説します。

5. 地域に課題解決に向けた活動を生み出すには?
- 住民が自主的に活動を始めるためのプロセスを伝授します。

著者の実績


広石氏は、東京大学大学院を修了後、シンクタンクに勤務し、NPO法人ETIC.での社会起業家育成に従事しました。そして2008年に株式会社エンパブリックを設立し、地域づくりや社会課題の解決に向けたワークショップを年間200本以上実施しています。彼は、東京都内の40以上の市区町村においても、地域包括ケアに関するコーディネーターを支援しています。

まとめ


本書は、特に自治体職員や介護、地域医療、防災等の専門職、コミュニティ活動を担う方々にとって、地域づくりを考えるうえでの必読書と言えるでしょう。住民主体の実現に向けた重要な一歩を踏み出すために、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。

[書籍情報]
  • - 著者: 広石拓司
  • - 出版社: 株式会社エンパブリック
  • - 発売日: 2020年5月20日
  • - 価格: 1,980円(税込)
  • - ISBN: 978-4-9906695-1-5
  • - 判型: A5、246ページ
  • - 詳細リンク: 書籍紹介ページ

会社情報

会社名
株式会社エンパブリック
住所
東京都文京区弥生2丁目12-3 2階(事務所)・3階(根津スタジオ)
電話番号
03-6303-3195

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