富谷市が新たな挑戦
2023-10-24 11:00:03
富谷市が目指す「住みたくなるまち」実現に向けた新プロジェクト始動
富谷市が掲げる「住みたくなるまち」の実現に向けて
宮城県のほぼ中央に位置する富谷市は、仙台市に隣接した魅力ある地域で、1620年に仙台藩の伊達政宗公によって開宿した歴史ある宿場町「富谷宿」がその起源です。この町は、富谷村から富谷町を経て、2016年に市制施行され、現在は52,227人の住民が暮らす市として発展しています。特に子育て世代が多く、若い世代が安定して暮らせる環境が整っています。
富谷市は、未来に向けたまちづくりのビジョンとして「住みたくなるまち日本一」を掲げており、その実現に向けた具体的な施策を進めています。このビジョンは2060年までに人口が増え続けることを目指しており、新興住宅地や商業施設、教育・子育て環境の充実を図っています。
課題を解決するための新たな取り組み
最近、富谷市では「おためしイノベーションTOMIYA」という新たなプロジェクトがスタートしました。このプログラムは、富谷市の職員がワークショップを通じて挙げた課題を解決することを目的としています。具体的には、観光資源の活用、農園の施設整備、行政のデジタル化などの分野での課題があります。市民、議会、企業、行政が連携しながら、これらの課題解決に取り組むことで、富谷市の魅力をさらに引き出していく考えです。
特に富谷市は自然環境が豊かであり、住む場所としての魅力を保ちながら、都市機能の充実を図っています。この取組みにおいては、新興住宅地や商業施設の整備により地域の活性化を目指しています。
富谷市の特産品と観光の振興
富谷市には特産品として超おいしいブルーベリーや、質の高いはちみつがあり、これらを活かした「スイーツのまち」としてのブランド確立も進んでいます。さらに、富谷宿観光交流ステーションを整備し、観光面でも地域の魅力を発信する拠点となっています。このような取り組みを通じて、地域交流や観光客の誘致を図り、さらなる発展を目指しています。
スタートアップ企業の参加を歓迎
また、「おためしイノベーションTOMIYA」では、スタートアップ企業の参加を募集しています。参加した企業には、実証事業に対する補助金や、必要な調整支援を行います。これは、行政の課題解決に向けて民間の力を活かす重要なステップとなります。企業と地域の連携を強化することで、より良いまちづくりが進むことを期待しています。
参加方法と支援内容
参加希望の企業は、指定のメールアドレスに問い合わせをすることから始まります。また、支援内容には実証事業費の補助、行政機関との調整支援が含まれ、プレスリリースの発信なども行ないます。
「住みたい」「住んでよかった」と感じてもらえる富谷市を目指して、多様な人々や資源をうまく活かしながら、さらなる発展を続けていく様子がうかがえます。これからの富谷市の取り組みに注目していきます。
会社情報
- 会社名
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富谷市
- 住所
- 宮城県富谷市富谷坂松田30番地
- 電話番号
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