ホテルグランヴィア和歌山で古代ロマンに触れる!「岩橋千塚古墳群」パネル展示開催
和歌山市のホテルグランヴィア和歌山では、7月3日(水)からフロントロビーにて、国の特別史跡「岩橋千塚古墳群」のパネル展示を開催しています。
和歌山城や友ヶ島、和歌浦など数多くの観光地で知られる和歌山市ですが、実は古墳時代の大規模な群集墳である「岩橋千塚古墳群」も存在しています。
今回のパネル展示では、和歌山県立紀伊風土記の丘のご協力のもと、知る人ぞ知る「岩橋千塚古墳群」の魅力が紹介されています。
展示を通して、国の特別史跡に指定されている貴重な古墳群についての知識を深め、実際に現地を訪れてみたいという気持ちが高まることでしょう。
古墳群に眠る人々の物語
和歌山市の東部に位置する岩橋千塚古墳群は、総数900基もの古墳を擁する、4世紀末から7世紀にかけて造られた全国有数の群集墳です。
この古墳群に眠る人々は、文献の記録から豪族「紀氏」と考えられています。彼らが本拠とした紀ノ川下流域は、その河口部「紀伊水門」が渡来文化流入の窓口としての役割を果たし、大和盆地へ通ずるルートの一つとして重要な役割を担っていたと考えられています。
貴重な出土品も紹介
古墳群からは、「翼を広げた鳥形埴輪」や「両面人物埴輪」など、ここでしか見つかっていない形状の埴輪も出土しています。
これらの出土品は、当時の文化や生活様式を伝える貴重な資料であり、古代の人々の暮らしや信仰を垣間見ることができます。
和歌山県立紀伊風土記の丘
和歌山県立紀伊風土記の丘は、岩橋千塚古墳群の保全と公開を目的として1971年8月に開館した、考古資料・民俗資料を中心とした県立の博物館施設です。
園内は約67haの広さがあり、標高150mの丘陵から北斜面一帯に、大小およそ500基の古墳が点在しています。
また、麓には国・県指定の移築民家集落や万葉植物園があり、四季を通じて里山の自然を楽しむことができます。
ホテルグランヴィア和歌山
ホテルグランヴィア和歌山は、歴史が育んできた伝統と文化、紀州五十五万五千石の城下町である和歌山に位置する、アクセス抜群のホテルです。
宿泊、宴会場、レストランなど、様々な施設が完備されており、紀州路の人情風情にふれ、心のこもったおもてなしで、お客様をお迎えしています。
まとめ
ホテルグランヴィア和歌山で開催されている「岩橋千塚古墳群」のパネル展示は、古代の歴史に触れ、和歌山市の魅力を再発見できる絶好の機会です。
和歌山を訪れた際は、ぜひホテルグランヴィア和歌山に立ち寄り、貴重な古墳群について学び、古代ロマンに浸ってみてください。