高校生が提案した新メニュー『日本中がフォー!!!!』
2025年2月1日(土)から2月28日(金)までの期間、現代の茶の間をテーマにした和カフェ『chano-ma 二子玉川』で、高校生のアイデアから生まれたメニュー「日本中がフォー!!!!」が限定提供されます。このメニューは「第2回高校生とつながる!つなげる!ジーニアス農業遺産ふーどコンテスト」でゴールド賞に輝いたもので、注目の食材が詰まった一品です。
コンテストの背景と意義
農業遺産地域は日本各地に存在し、持続可能な農林水産業が営まれています。農林水産省は、これらの地域の伝統的な技術や文化を次世代に継承するために、高校生にアイデアを募集するコンテストを開催しています。今回のコンテストは、農業遺産地域の認知度を向上させ、それらの地域に対する関心を高めることを目的にしています。
若者の創造力を活かすこの取り組みは、単に美味しい料理を提供するだけでなく、地域の文化や環境問題について考える機会を提供します。受賞作品は、受賞者が実際に自分のアイデアを食として体験できるよう、ダイヤモンドダイニングが運営するカフェでメニュー化されています。
ベースとなる新メニューの紹介
「日本中がフォー!!!!」は、3つの農業遺産地域の食材を活用しています。新潟県佐渡市の米粉を使用したフォーに、石川県能登地域で作られた魚醤「いしり」、大分県の乾しいたけを使った和風スープが加わり、味に深みを与えています。これらの食材は全て、環境に優しい方法で生産されており、地域の活性化にもつながっています。
2024年に大地震が発生した能登地域の早期復興を願う思いも込められているこの料理は、次世代に農業遺産地域を知ってもらうための素晴らしいきっかけとなるでしょう。価格は1,580円(税込)で登場しますが、数量限定のため、早めの訪問をお勧めします。
受賞者と彼らのメッセージ
受賞者は新潟県立佐渡総合高等学校の山川英汰さん、岡辺春人さん、弓座雅冬さんです。彼らは、自身のアイデアをメニューとして形にしたことに大きな誇りを持っており、地域の農業遺産に対する理解を深めてもらいたいと願っています。彼らのクリエイティビティが、多くのお客様によって体験されることを期待しています。
実施店舗の魅力
『chano-ma 二子玉川』は、家のようにリラックスできる空間を提供し、新しい食の体験を楽しむことができる場所です。靴を脱いでゆったりとした時間を過ごせるマットレスの小上がり席も備えており、家族連れや友人同士での訪問にぴったりです。
ぜひ、この期間中に受賞メニューを味わいながら、地域の農業遺産やその背後にある文化について学び、楽しむひとときをお過ごしください。