食品安全委員会の第1007回会合が開催予定 - 新たな議題とは?

食品安全委員会の第1007回会合が開催予定



食品安全委員会(FSC)は、令和7年12月23日(火)午後2時から、内閣府食品安全委員会第一会議室で第1007回の会合を開くことを発表しました。今回は、肥料や農薬、遺伝子組換え食品に関する重要な議題が取り上げられ、参加者による意見聴取も行われる予定です。

開催概要



  • - 日時: 令和7年12月23日(火)14:00〜
  • - 場所: 港区虎ノ門2−2−3 虎ノ門アルセアタワー13階

主な議題



本会合では、以下のような主要なトピックが取り上げられます。

1. 肥料に関する説明
- 農林水産省からの報告で、肥料の品質確保に関する法律に基づいた「被覆複合肥料」の公定規格の改正が議題となります。

2. 農薬に関する審議
- 第2専門調査会では、農薬「ニトラピリン」の審議結果が報告されます。また、第5専門調査会からは「エチプロール」に関する情報が共有され、意見や情報の募集も行われる予定です。

3. 遺伝子組換え食品について
- 専門調査会では、2種類の遺伝子組換え食品に関する審議結果が報告される予定です。具体的には、「Trichoderma reesei RF5427株を利用して生産されたキシラナーゼ」と「STC2208株を使用した5-アミノレブリン酸リン酸塩」に関する内容です。

4. プリオンに関する議題
- ポーランドから輸入される牛肉と内臓についての安全性が議論されます。

5. 健康影響評価
- 農薬「ボスカリド」と遺伝子組換え食品「KY10995/pAM7-122株を利用して生産された5-アミノレブリン酸リン酸塩」に係る食品健康影響評価が行われる予定です。

傍聴と参加方法



会合は一般の方も傍聴できますが、定員が限られています。傍聴を希望される方は、12月22日(月)午前12時までに内閣府の登録システムで申し込むことが必要です。また、会合の様子は動画配信されるため、視聴を希望する方も同様に事前申し込みが求められます。
参加者には、必要なURLが事前に送付されるとのことです。

当日の受付は、13:30から13:50まで行われるため、この時間内に会場へお越しいただく必要があります。
また、動画視聴時の録画や撮影は固く禁じられていますのでご注意ください。

報道向けの情報



報道関係者の方々も取材希望の場合は事前登録が必要です。会社名と人数、撮影の希望の有無を記入して申し込むことが求められます。取材が可能なのは冒頭のみで、終了後の取材はできませんので理解をお願い致します。

食品の安全性に関わる非常に重要な会合であるこの機会を通じて、消費者や報道関係者がしっかりと最新情報を把握し、安全な食品消費に繋げていくことが期待されます。

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。