Kuradashiが進めるフードロス削減プロジェクト、その新たな取り組みとは

Kuradashiがロスおせち販売を開始

株式会社クラダシは、フードロス削減を目指して、2023年11月より「ロスおせち」を販売する取り組みをスタートしました。毎年多くの廃棄物が発生する季節商品の中でも、特におせちはその傾向が顕著です。今年もこのプロジェクトにより、米や野菜などの廃棄を減少させ、多くの人々にお得な価格で豪華なおせちを楽しんでもらうことを期待しています。

ロスおせちの背景

季節イベントに伴う食品の需要は、不安定なものです。例えば、恵方巻きについては文部科学省がその削減に向けた取り組みを行っている中、同じようにおせちも毎年の需要予測が難しい商品となっています。なんといっても、おせちは多品目から成り立っており、その需要は変動しやすいのです。予想外の販売ロスが生まれる理由は、予約や生産スケジュールがうまく機能していない場合が多く、これがフードロスを引き起こしています。

2025年のおせち市場の変化

食品業界では、2024年の物価上昇が著しく、平均で17%もの価格の上昇が見込まれています。おせちの販売も影響を受け、特に高価格帯の商品は材質の値上げが続き、5,000円以上の価格上昇も報告されています。おせちの平均価格は27,826円に達し、長年の価格上昇が続いています。また、お正月の需要を見込んで特に多様なおせちが必要とされている状況です。

ロスおせちの魅力

Kuradashiでは、フードロス削減を意識した「ロスおせち」を販売しています。昨年は約9,000個のおせちを販売し、無駄を減らすことに成功しました。2025年のロスおせちには、特別な組み合わせのおせちが用意されており、華やかな見た目でありながらもお得感を兼ね備えています。具体例としては、百貨店向けに作られ余剰となったパーツを使用して、全く新たなおせちとして販売しています。このおせちは定価から55%オフという信じられない価格で購入可能です。

開催概要と魅力

「ロスおせち」の販売は2024年12月28日まで続く予定で、まだまだ多くの選択肢が用意されています。すべての商品には特設ページがあり、気になる方はぜひアクセスしてみてください。さらに、パッケージに難ありの商品や特別ごちそうも取り揃えていて、皆さんにお得な年末年始を提供しています。

ソーシャルグッドマーケットの理念

Kuradashiは単なるフードロス対策を越えて、「楽しんでお得に買い物する」ことができるソーシャルグッドマーケット。売上の一部はさまざまな社会貢献活動にも利用され、持続可能な未来を作るための一助にもなっています。

この取り組みを通じて、皆さんが新しい年を迎える際にぜひ「ロスおせち」を選択し、しっかりと地球環境への配慮を大切にした有意義な時を過ごしていただきたいです。