新しい擁護の形「だいこくさまの合葬墓」
埼玉県朝霞市の出雲大社埼玉分院は、令和8年3月1日から神道式『合葬プラン』を提供開始します。この取り組みでは、伝統的な弔いのスタイルに新たな選択肢を加えることで、現代のニーズに応えようとしています。合葬墓とは、複数のご遺骨を一つの場所にまとめて埋葬する方法で、近年、その重要性が高まっています。特に、お墓を継ぐ人がいない方や、神式のお墓を見つけられない方にとって、大変有益なプランとして注目されています。
合葬の意義とプラン内容
合葬は、故人をお墓に埋葬する際、同じ墓に何人かのご遺骨をまとめて埋めることを指します。この方法には、家族の負担を軽減するという大きなメリットがあります。来るべき未来に備えて、後継者がいない方や、経済的な理由でお墓を建てることが難しい方にも配慮されたプランが整えられています。プラン料金は250,000円からで、追加の費用も透明性が高く、安心して利用できる内容となっています。
合葬プランの詳細
合葬プランでは、次の内容が含まれています。
- - 粉骨・洗骨費用、神饌代、埋葬証書の発行、永代祭祀、霊璽簿費用、合葬墓管理料
この合葬墓は、伝統的な神道の理念に基づき、永代にわたってご遺骨をお祀りします。合葬後には追加料金がかからず、経済的な安心感も得られます。オプションとして、個別の霊祭や合同祖霊祭もあり、参列者の方々が故人を偲ぶ機会も提供されています。
お墓の形について
合葬墓は、古代の古墳を模した造りとなっており、出雲大社独自の象徴である勾玉(出雲鏡石)を用いています。ご霊は祖霊社でお祀りされ、古代から続くスポットで安らかに眠ることができます。このような形の合葬墓は、家族や地域に密着したサービスを志向しており、心温まる弔いの場となることを目指しています。
神社の社会的役割
現在、日本の神社は約7万8千社存在し、2050年頃には3万社以上が消滅すると予測されています。この背景には、神社の収入源が限られており、特に年末年始の賽銭に頼っているため、持続可能な運営が難しくなっています。出雲大社埼玉分院は、このような状況に対抗し、地域の人々に寄り添ったサービスを提供することで、神社の役割を再定義しようとしています。
最後に
出雲大社埼玉分院の新しい試み「だいこくさまの合葬墓」は、現代の複雑な家族関係や社会構造に適応した新しい弔いの形です。地域に根ざした神社として、皆様に安心して利用していただけるよう、努めてまいります。変わりゆく時代の中で、人生の節目を見守る存在であり続けるために、この取り組みを広く知っていただければ幸いです。