第25回JQA地球環境世界児童画コンテスト
一般財団法人日本品質保証機構(JQA)と国際認証機関ネットワーク(IQNET)が主催し、UNICEFやJICAの後援を受けて行われる『JQA地球環境世界児童画コンテスト』。1999年から始まり、今年で25回目を迎えました。このコンテストは、地球環境について子どもたちが考えるきっかけを提供するために、毎年開催されています。
今年のテーマと応募状況
今年のテーマは「地球の声をきいてみよう」。このテーマのもと、世界72の国と地域から9,907点もの作品が集まりました。地球環境に対する子どもたちの思いやメッセージが色とりどりの絵に表現され、審査にエントリーされました。審査員には、画家で日本芸術院会員の絹谷幸二氏が名を連ねています。
2025年7月7日には最終審査会が行われ、入賞作品が発表されました。その中で『地球環境特別賞』を受賞したのは、スリランカ出身の9歳の子ども、Tholangamuwa M.T.G. Amithabha Chandrabhanuさんの作品です。彼の作品は、地球環境問題に対する鋭い観察と感受性を感じさせてくれるものであり、多くの人々の心を打ちました。
受賞作品の展示会
受賞作品の展示会も全国各地の美術館で行われており、多くの人々が子どもたちのメッセージに触れる機会を持つことができます。展示会の詳細なスケジュールは公式WEBサイトで確認することができます。こちらから最新情報をチェックしてみてください。
JQAの活動
JQAは、品質保証の分野において新たな価値を創造し続けんとする団体です。1957年の設立以来、日本のものづくりやサービス産業の発展を支援してきました。ISO規格の認証や、製品の試験・検査など幅広いサービスを提供しており、国内最大級の実績を誇ります。
国際規模で活動するIQNETとの提携により、JQAは日本において唯一の認証機関として活躍しています。その活動を通じて、地球環境問題を含めた様々な社会的課題への解決を目指しています。
最後に
JQA地球環境世界児童画コンテストは、未来を担う子どもたちに地球環境問題について考える良い機会を与えています。受賞作品を通じて、私たち一人ひとりが地球環境について真剣に考えるきっかけとなれば幸いです。今回のコンテストを通じて、未来を担う世代の感性や視点に触れ、共に地球を守る意識を育てていきたいですね。