和歌山市が主催する「第1回有吉佐和子文学賞」
和歌山市よりエッセイを対象とした「第1回有吉佐和子文学賞」の応募が募集中です。この文学賞は、著名な作家である有吉佐和子の功績を讃え、彼女の文学に対する情熱を未来の作家たちに引き継ぐことを目的としています。
募集要項
この文学賞は幅広い創作活動を支援するもので、応募資格は中学生以上と広く設けられています。エッセイのテーマは特に定められておらず、自由な発想で書くことができます。応募原稿は、400字詰めの原稿用紙で2枚から5枚の範囲で提出が求められます。
- - 応募締切: 令和6年3月15日(金)
- - 提出方法: 郵送、持参、メールでの応募が可能です。具体的な住所は和歌山市役所文化振興課となります。
賞金と表彰
最優秀賞には表彰状と5万円相当の図書カード、優秀賞には30,000円、佳作には10,000円の図書カードが贈られます。また、中学生や高校生による奨励賞も設けられており、これらの受賞者には表彰状とともに図書カードが進呈されます。
- - 最優秀賞: 1編
- - 優秀賞: 1編
- - 佳作: 5編
- - 奨励賞: 若干数
選考方法
選考は有吉佐和子記念館の館長である恩田雅和氏をはじめとした学識経験者が行います。受賞作品は直接通知され、和歌山市の公式ウェブサイトでも公表予定です。
表彰式について
表彰式は有吉佐和子記念館で行われる予定です。この記念館は、和歌山市出身の作家有吉佐和子の創作活動の拠点であり、彼女の多才な才能に触れることができる貴重な場所でもあります。
有吉佐和子の魅力
有吉佐和子は、昭和初期を代表する作家であり、ジャンルを超えた多くの作品を世に送り出しました。彼女の作品は故郷である和歌山市を舞台にしたものが多く、特に『紀ノ川』はその美しい自然描写で知られています。また、彼女の作品は今なお多くの読者に愛され続けています。
有吉佐和子記念館
この記念館は、彼女の生涯や作品について深く学べる場です。和歌山市の美しい紀の川の近くに位置し、さまざまな資料が展示されています。入館は無料で、開館時間は午前9時から午後5時まで、毎週水曜日が休館日となっています。
ぜひ、その魅力あるエッセイを通じて有吉佐和子の文学に触れてみてはいかがでしょうか。多くの参加をお待ちしております。