まちづくりコネクション2024の概要
2024年12月15日、東京都中央区の東京ミッドタウン八重洲で「まちづくりコネクション2024」が開催されます。このイベントは、株式会社エンジョイワークスが運営する「地域未来創造大学校・次世代まちづくりスクール」(以下「まちスク」)が主催するもので、まちづくりに関連する企業と人材のマッチングの場を提供します。人手不足が叫ばれる不動産・建設業界において、まちづくりプレイヤー同士の交流が期待されるイベントです。
業界の課題と出展者の役割
まちづくり業界が直面している大きな課題は、実際の業務に必要な人材が不足していることです。多くの企業や団体が新規プロジェクトを進めたいと考えているものの、適したスキルを持った人材が見つからず苦労しています。逆に、まちスクの在校生や卒業生は、まちづくりの仕事に関心があるものの、どの企業が取り組んでいるのか分からないという状況。そこで、まちづくりコネクションでは、事業者と人材の交流を促進し、それぞれのニーズを満たす機会を提供します。
参加企業の魅力
出展者の中には、全国から注目のまちづくり関連企業が集結します。たとえば、福岡に本拠を置くNPO法人福岡ビルストック研究会は、ビンテージビルの再価値化に取り組んでいます。また、東京の創造系不動産株式会社は、建築と不動産の壁を越えたコンサルティングを行う企業です。京都の株式会社八清は、京町家の新たな活用法を模索しており、他にも多彩な出展者が集まります。
出展企業はプレゼンテーションを行い、それぞれ求めるスキルや人材像を伝えます。参加者は、自身の興味やニーズに合う企業を見つけやすくなると同時に、直接の情報交換ができる機会も設けられます。
イベントの内容と交流の機会
まちづくりコネクションでは、単なる出展だけでなく、参加者が実際に体験できるプログラムも用意されています。出展企業によるプレゼンテーションの後、参加者は自由にブースを訪問し、各社の担当者と直接対話をする時間が設けられています。これにより、相互理解を深め、人脈を広げるだけでなく、貴重な知見も得ることができます。
地域未来創造大学校の役割
「地域未来創造大学校・次世代まちづくりスクール」は、まちづくりや不動産利活用に関する知識をプロから学べる実践的な機関です。2020年に開校され、これまでに340名以上が参加。実際の業務に役立つノウハウを得られるだけでなく、業界関係者とのネットワークも構築できる点が魅力です。また、2025年にはさらなるリニューアルを予定しており、実践例の見学やまちあるきのプログラムも増やし、地域づくりの新たな担い手を育成していく予定です。
参加方法と詳細
「まちづくりコネクション2024」への参加は事前申込が必要です。参加費は1,100円(税込み)で、ワンドリンクが付きます。参加予定者は、指定のイベントページから申し込むことができます。約100名の来場を見込んでおり、有意義な交流の場を提供することを目指しています。
まとめ
まちづくりの領域で働くチャンスと、人脈を広げる絶好の機会となる「まちづくりコネクション2024」。興味のある方はぜひ参加を検討し、新たな出会いやチャンスをつかんでほしいと思います。