日本初の美術検定、オンライン試験で新たな挑戦!
美術に関する幅広い知識を習得できる「美術検定」。その内容をオンラインで受けられる「4級オンライン試験」が、2020年8月3日からスタートしました。この試験は、受験者が自宅から参加できるため、従来の会場試験に代わる新たな形式として注目を集めています。
美術検定とは?
美術検定は、作品をただ見るだけでなく、その背後にある作家や歴史、社会的背景を理解する力を養うことを目的としています。美術作品は、多くの人の「みる力」を通じて評価されるため、この検定を通じて自身の観察力をさらに磨くことができます。また、美術に関する資格は、高校や大学への進学、さらには就職活動でもプラスになる要素としても知られています。
受験対象者
美術に興味があり、知識を深めたい方に最適です。特に以下のような方におすすめです:
- - 美術館や展覧会を楽しむための基礎知識を高めたい方
- - 就職活動や大学進学に美術関連の知識を活かしたい方
- - ビジネスシーンでの「アート思考」を磨きたい方
- - 自身が感じる美術の魅力を他者に伝えたい方など。
開催実績と受験者の幅広さ
美術検定は、2003年に始まり、これまでに約4万人が受験してきました。年齢や職業を問わず、多くの方に参加していただいていることが特徴です。特に、10代から70代まで、幅広い世代に支持されています。
試験概要
この美術検定には4つの級(1級から4級)が設定されており、各級に応じた知識を問う内容となっています。4級では主に西洋美術や日本美術の基礎知識を学び、1級では作品を解釈・思考する力を重点的に鍛えます。すべての級は、自宅のパソコンやタブレットからインターネットを介して受験することができます。
4級オンライン試験詳細
- - 開始日: 2020年8月3日より通年で実施
- - 受験資格: 誰でも受験可能
- - 出題形式: 選択式
- - 試験時間: 45分
- - 受験料: 3,970円(早期割引あり)
その他の級(3級、2級、1級)
- - 実施日: 2020年11月7日・8日
- - 受験資格: 3級・2級は誰でも受験可、1級は2級取得者のみ
- - 出題形式: 3級・2級は選択式、1級は選択式と記述式
- - 受験料: 各級により異なります。
オンライン受験の利点
新型コロナウイルスの影響で、従来の試験形式が厳しくなっています。しかし、このオンライン試験によって、受験者は自宅で安心して美術検定を受けられる環境が整いました。また、受験者へのサポートも充実しており、スムーズに試験を受けることができます。
オンラインでの受験システムは、株式会社龍野情報システムの提供により実現しており、利用サービスはlearningBOXが用いられています。さらに、無料のサンプルテストも公開されているため、受験前に実際の試験の雰囲気を体感することも可能です。
公式ウェブサイト
美術検定に関する詳しい情報は公式サイトで確認できます。多数の購入特典やサンプルテストも公開されているため、興味がある方はぜひ訪れてみてください。
美術検定を通じてアートの知識を深め、多くの人々とその魅力を共有していきましょう!